ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国 (2010)

「皇帝(カイザー)ベリアル、降臨。ゼロ、光とともに立ち向かえ!」、「これが、俺たちの光だッ!」

ウルトラマンベリアルとの戦いからしばらく経ったある日、突如光の国にベリアル軍のデルストが襲来し、そこから降り立った3体のダークロプスがゼロを襲うが、ウルトラマンゼロとウルトラセブンが力を合わせてこれを撃退。残骸を回収・分析したところ、光の国のある宇宙には存在しない物質で構成され、それから発せられる波動でマイナスエネルギーを別の宇宙へ送っていることが判明。ゼロはこれを作り出した者の正体を探る任務に単身志願する。 セブンから万能武器ウルトラゼロブレスレットを授けられたゼロは、仲間たちに見送られて未知の宇宙へ旅立つ。到着した先は、ゼロに倒されたはずのベリアルが銀河皇帝カイザーベリアルとして君臨するベリアル銀河帝国が暴虐の限りを尽くす、アナザースペース(異世界宇宙)だった。

公開日
2010-12-23
TMDB
7.3 / 10 (20)
上映時間(分)
1時間40分
ジャンル
アクション, アドベンチャー, ファミリー, サイエンスフィクション
監督
アベユーイチ
シリーズ
ウルトラマンゼロ シリーズ

キャスト

豆知識

『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』 は、2010年(平成22年)12月23日に全国松竹系映画館にて公開された円谷プロダクション製作の特撮映画作品。監督・脚本はアベユーイチ。

製作

製作期間が9か月しかなかったため、前作のようなオールグリーンバックによるCG背景はできず、ロケーション撮影を中心とした撮影方法がとられ、山口県、福岡県北九州市、熊本県でロケが行われた。バラージ神殿のシーンは山口県の鍾乳洞秋芳洞で撮影され、映画史上初めて同洞窟の天井付近での撮影が行われた。

ストーリーや設定については、監督のアベらが打ち合わせの合間に鑑賞した映画『宇宙からのメッセージ』やアベが昔見ていた『火星のプリンセス』や『スター・ウォーズ』の影響も受けている。少年と女性の2人で宇宙旅行をするという設定は『銀河鉄道999』のオマージュも込められており、ウルトラマンゼロがそこに加わっている。また、前作に比べて本来のファン層に対象年齢を戻したのはアベが監督を務めた『ネクサス』のように大人向けの作品であったが、子供のための作品であることが根本にあるため、『ネクサス』最終回では子供たちの目線で終わらせており、アベは本作品はそこから繋がったものとしている。原案では『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の世界観がベースとなっており、少年が親を探して旅立ち、そこで女性やゼロの人間態と出会うが、女性はベリアルの妹という構想だったといい、完成作品でも冒険譚と子供の視点といった部分が反映されている。

後述のザウラーのように力技で僕にされたものやベリアルにただ純粋に憧れて配下になる者もおり、世の中では悪いヤツも多くおり、そういう連中がさらに強い奴に惹かれる構図で、本作品では世の中はいい人だけではないというのをやりたかったという。当初は悪役を人間側にも出す予定で、ゼロが人間には善人も悪人もいるが、やっぱり人間を救おうと最終的に立ち上がる、という話にしたかったが、尺の都合で入らなかったという。

物語を支えるゲストキャラクターとして、ノアの登場作品『ウルトラマンネクサス』(2004年 - 2005年)で和倉英輔隊長を演じた石橋保、西条凪副隊長を演じたさとうやすえ、グレンファイヤーの原典キャラクターであるファイヤーマンの登場作品『ファイヤーマン』でSAFの千葉隊員を演じた平泉成が出演する。

声優については、ウルトラマンゼロとカイザーベリアルの声を前作同様に宮野真守と宮迫博之がそれぞれ担当するほか、ゼロの新たな仲間であるウルティメイトフォースゼロの声は、過去に円谷作品に出演経験のある緑川光、関智一、神谷浩史が担当する。他のウルトラ戦士もほとんどが当時のオリジナルキャスト、もしくは『ウルトラマンメビウス』以降の担当声優が声を担当する。ウルトラマン80役の長谷川初範とユリアン役の萩原佐代子の出演は、『ウルトラマン80』(1980年 -1981年)30周年記念の一環であった。長谷川はこれがウルトラシリーズの映画初出演であり、萩原がユリアンを演じるのは『80』以来となる。さらに、ミラーナイトの原典キャラクターであるミラーマンの登場作品『ミラーマン』で主人公の鏡京太郎を演じた石田信之も、二次元の民の声を担当している。ナレーションは、これまでにもウルトラシリーズの作品のナレーションを何度か務めた石坂浩二が担当する。

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