D坂の殺人事件 (1998)
才気が狂気と交わる時、世にも異常な殺人事件が引き起こされた。
昭和二年、古本屋の女将が殺されるという事件が起きた。第一発見者が逮捕されるが、やがて他の者にも嫌疑がかかる。『屋根裏の散歩者』に続いて実相寺昭雄が監督した、明智小五郎を探偵役とする佳品。原作は江戸川乱歩の2つの短編「D坂の殺人事件」と「心理試験」。物語は真田広之演ずる贋作師・蕗屋が依頼された春画の製作を中心に、妖しくもつれた人間関係を官能的に描いていく。
キャスト
- 真田広之 — Seiichiro Fukiya
- 嶋田久作 — Kogoro Akechi
- 吉行由実 — Tokiko Sunaga
- 大家由祐子 — Mayumi Hanazaki
- 岸部一徳
- 三輪ひとみ — Yoshio Kobayashi
- 原知佐子 — Mitsu Tsuchiya
- 堀内正美
- 六平直政
- 寺田農 — Shuhei Akimura
- Sosuke Saito
- 小川はるみ
豆知識
『D坂の殺人事件』(ディーざかのさつじんじけん)は、1925年(大正14年)に発表された江戸川乱歩の短編探偵小説。乱歩が創作した代表的人物である名探偵明智小五郎の初登場作。博文館の探偵小説雑誌『新青年』の1925年1月号に掲載され、6ヶ月連続短編掲載の1作目にあたる。密室殺人事件を“私”と素人探偵“明智小五郎”が追及していくという本格もの。なお、D坂とは東京都文京区千駄木の団子坂のことである。また、著者の乱歩含め『D坂』と略記されることもある。
製作
本作と『鍵』『恋 極道』『身も心も』の4本は、東映ビデオがビデオを売る目的で、「劇場公開作品」という箔を付けるために製作した映画である。このためその4本は全て単館上映となる。(詳細は「鍵 (1997年の映画)#製作」を参照)
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