わたくしどもは。

わたくしどもは。 (2024)

「生まれ変わったら、今度こそ、一緒になろうね」。名前も、過去も覚えていない女(小松菜奈)の目が覚める。舞台は佐渡島。鉱山で清掃の仕事をするキイ(大竹しのぶ)は施設内で倒れている彼女を発見し、家へ連れて帰る。女は、キイと暮らす少女たちにミドリと名付けられる。キイは館長(田中泯)の許可を貰い、ミドリも清掃の職を得る。ミドリは猫の気配に導かれ、構内で暮らす男、アオ(松田龍平)と出会う。彼もまた、過去の記憶がないという。言葉を重ねるうちに、ふたりは何かに導かれるように、寺の山門で待ち合わせては時を過ごすようになる。そんなある日、アオとの親密さを漂わせるムラサキ(石橋静河)と遭遇し、ミドリは心乱される。

公開日
2024-05-31
TMDB
2.0 / 10 (1)
上映時間(分)
1時間41分
ジャンル
ドラマ, ロマンス
監督
富名哲也

キャスト

豆知識

『わたくしどもは。』は、2024年5月31日に公開された日本の映画。監督・脚本・編集は富名哲也、主演は小松菜奈と松田龍平。

制作背景

ヴェネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト「Biennale College Cinema 2018-2019」インターナショナル部門の9作品の中で日本で唯一選ばれた企画を映画化した作品で、監督の富名が江戸時代に「無宿人」と呼ばれる戸籍を剥奪された人々、いわゆる無国籍者が佐渡金山で過酷な労働により命を落とすという出来事があり、命を落とした無国籍者を埋葬した金山跡地にある「無宿人の墓」と呼ばれる墓地の存在から着想を得たという。

現在もなお問題視されている無宿人と無国籍者の問題に鑑みて、富名は「この社会に無宿人と無国籍者は記録上存在していない。だからこの世を去っても認められないままに、無宿人と無国籍者の魂は報われることのないまま彷徨い続けている。彼らの存在を蔑ろにしないためにも、このことをテーマにした映画を作りたかった」と語っている。

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