特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~

特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~ (2023)

ユーフォ、再始動

夏の吹奏楽コンクールと並んで、熱い演奏が繰り広げられるアンサンブルコンテスト――通称“アンコン”。1グループ数人の演奏はコンクールとは違った魅力を放つ。アンコンの京都府大会へ出場するために、校内予選で代表チームを選出することに。しかし、50人を超える部員が所属する北宇治高校吹奏楽部ではさまざまな問題が発生!新しく部長になった久美子は、校内予選を無事にやり遂げられるのか?奮闘の日々が幕を開ける。

公開日
2023-08-04
TMDB
7.6 / 10 (22)
上映時間(分)
58分
ジャンル
アニメーション, ドラマ, 音楽
監督
石原立也
シリーズ
響け!ユーフォニアム

キャスト

豆知識

  • 原作:響け!ユーフォニアム

『特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜』 は、2023年8月4日に公開された日本の中編アニメーション映画。武田綾乃による小説シリーズ『響け!ユーフォニアム』の短編集『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話』が原作となっており、2015年より放送されているテレビアニメシリーズの完全新作劇場作品である。テレビアニメシリーズに引き続き、制作は京都アニメーション、監督は石原立也が担当している。

製作

本作は第3期に向けたOVA作品として企画された。数ある原作の短編エピソードの中で「アンサンブルコンテスト」が選ばれた理由について、副監督を務めた小川太一は、時系列的に前作『誓いのフィナーレ』の直後であること、また部長となった久美子にとっての最初の大仕事であり、視聴者にも制作陣にも美味しい時期の話であることを挙げている。本作の企画自体は2021年に発売されたドラマCD 『5th Anniversary Disc 〜きらめきパッセージ〜』の制作時から動き出しており、ドラマCDに収録するエピソードを選定する中で、本作の原作となったエピソードは早くから「映像でやった方が良い」と話し合われていた。

監督はテレビシリーズおよび『誓いのフィナーレ』に引き続き、石原が務めた。副監督を務めた小川は石原の補佐や、アイデア出しを行った。また絵コンテは石原と小川が共同で担当したが、演出に小川は関わっておらず、全体を見渡して第3期に向けたキャラクターのバランス感の調整を行ったという。

小川と石原は本作の大きな点は久美子が部長になったことだと語っており、一部員だったときには気にしていなかった部内政治を考えるようになり、部員一人一人としっかり関わっていくさまが描かれる話だと語っている。

脚本を務めた花田十輝は、今作を北宇治高校吹奏楽部のこれまでとこれからを見せる物語と位置付け、限られた尺の中で1年生と3年生にも出番を作ることを意識した。また久美子と麗奈の関係性も本作の大きな見どころとなっており、かねてより親友とも恋人ともつかない複雑な関係であった彼女らの関係が、本作でさらに変化してきていることを表現したと花田は語っている。

本作の総作画監督は、長年シリーズを担当してきた池田晶子に変わり、新たに池田和美が務めた。池田和美は『中二病でも恋がしたい!』や『CLANNAD』のキャラクターデザインなどで知られており、テレビシリーズにも作画監督や原画として参加していた。制作的には前作より4年経っているが、作中ではほんの数ヶ月しか経っていないため、キャラクター設計は前作『誓いのフィナーレ』を踏襲し、細かいところは時代の流れに合わせて変更されている。また、本作よりメインキャラクターとして登場する釜屋つばめの設定は、前作まではパーカッションパート一同としての設定しかなかったため、池田和美によって今回新たに描き起こされた。池田和美は麗奈の表情が一番難しかったと語っており、石原と小川による指摘も多かったという。

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