ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌 (1986)

待たせたな!! シャバ僧 根性みせてあの世へ行くか。

愛徳高校のツッパリ2人組・ヒロシとトオルは最近、城東工業高校の連中を相手にケンカしていた。そんな時、今日子が転校先の女子高から愛徳高校に戻ってくる。喜びの余りケンカにもますます勢いが出る2人の周りでは色恋沙汰が盛んになる。だが、ある時、トオルとヒロシは城東工業の敏光やテルから立て続けに襲われ、さらに城東工業の連中は今日子をタテに2人をおびき出す。

公開日
1986-08-09
TMDB
6.5 / 10 (2)
上映時間(分)
1時間35分
ジャンル
ドラマ, アクション, コメディ
監督
那須博之
シリーズ
ビー・バップ・ハイスクール

キャスト

豆知識

『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌』 は、漫画『ビー・バップ・ハイスクール』を原作とした1986年8月9日公開の日本映画。きうちかずひろの人気コミックの実写版第2弾。カラー、ビスタサイズ、映倫番号:112081。

製作

脚本の那須真知子は、「私たちとしては(第1作目で)大好きな『仁義なき戦い』と日活アクションをミックスしたつもりだったが、東映の幹部からは好かれてもらえなかったと感じた。だけど映画が大ヒットしたから仕方なく2作目の製作が決まったんだと思う」と述べているが、東映では第1作は薬師丸ひろ子主演の『野蛮人のように』のB面映画にもかかわらず、後半は『野蛮人のように』より、『ビー・バップ・ハイスクール』が主力となって突っ走ったと分析し、"不良性感度"が若者に大いに受けたと高く評価、この2作目を夏休みの東映まんがまつり後の夏休みのメイン作(A面映画)に昇格させた。岡田茂東映社長は、「東西の撮影所が作る作品は、長年の伝統からおのずと滲み出る独得の匂いがあるから、東映の体質にないような作品を作るために1作目では洋画配給部の原田宗親(部長)にあえて映画製作に取り組ませた。1作目はローカル興行で『野蛮人のように』と同等ぐらいの動員力があった。

前作の大ヒットを受けて本作のオーディション一般公募には前作の4倍以上となる25,540人が集まり、なかには小沢仁志の実弟の小沢和義も受けており、山田敏光役を希望していた。当時アイドルであった大西結花も翔子役のオーディションを受けていた。

前作でマドンナ・泉今日子を演じた中山美穂は本作でも引き続き同じ役で出演している。続編を予定していなかった前作の段階においては、今日子が戸塚水産の不良たちに拉致され観覧車の中で暴行された上で髪をボロボロに切られ、それがもとで女子高に転校していくというストーリーで完結する予定だったが、好評につき続編製作が決定したため、愛徳に再転校してくるという流れになり再登板する形となった。中山本人としても周囲の不良たちには恐怖感を覚え、前作では「映画なんて大嫌い」と言うほど嫌悪感を示しており、はじめこそは出演を拒否していたというが、やはりBE-BOPという作品の元「泉今日子=中山美穂」というイメージが定着していたためか、制作側は本人に再度出演してくれるよう何度も説得した上で「ロケは4日間のみ参加」という条件付きで渋々出演を了承したとの事。

一作目で戸塚水産の一兵卒(江藤役)を演じていた土岐光明は、パート2でも那須監督から直々にオファーがあったものの、当時は営業マンの仕事をしておりスケジュール的に難しいからと断っていたが、オーディションの審査員として来てほしいと依頼を引き受けるも、大役の山田敏光役だけがなかなか決まらず、スタッフみんなが悩んでいたところ、那須監督から直々に頼まれ、有給休暇を使いながら撮影に挑んだ。

テル役の白井光浩は、オーディションで最終選考まで残るも、キャスティング最終日に他の出演者たちが一人ずつ呼ばれて次々に役が決まる中、自分の名前が呼ばれず諦めていた時に、最後に那須監督から今回の準主役のテルをやってもらう事を直に言われて喜びもひとしおであった。本シリーズの中でも強烈なインパクトを与えたテルだが、それ以降の『ビーバップ』オーディションではエントリーした出演希望者の多くがテルになりきり、中には、現場でもテルの言い回しをコピーするキャストがいて監督やスタッフを困らせることもあった。

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