風の奏の君へ

風の奏の君へ (2024)

それは燃えるような恋だった。

美作で無気力な日々を過ごす浪人生の渓哉と、家業の茶葉屋「まなか屋」を継いで町を盛り上げようと尽力する兄・淳也。ある日、コンサートツアーで町にやって来たピアニストの里香が演奏中に倒れ、療養を兼ねてしばらく滞在することに。かつて大学時代に東京で里香と交際していた淳也は彼女に対して冷たい態度をとるが、渓哉は里香にほのかな恋心を募らせていく。実は里香には、どうしてもこの地へ来なければならない理由があった。

公開日
2024-06-07
上映時間(分)
1時間38分
ジャンル
音楽, ドラマ
監督
大谷健太郎

キャスト

豆知識

『風の奏の君へ』(かぜのかなでのきみへ)は、2024年6月7日に公開された日本の映画。監督・脚本は大谷健太郎、主演は松下奈緒。あさのあつこの小説『透き通った風が吹いて』を原案とする。

制作背景

本作の舞台となるのは原案となる小説を著したあさの故郷である岡山県美作市。美作市の存在はあさのの執筆のベースに元々あったというが、実際に表舞台に登場したのは初めてだという。この小説を書いた理由として、あさのと同じく美作市で育った映画監督から「美作市を舞台にしたあさのさんの小説を映画化したい」との申し出があったからだとした上で「故郷は暮らすための場所であって、興味を持つ場所ではなかったが、小説を書くにあたって初めて書く側に立って故郷を見つめた」と振り返っている。そうすることで見えてきたのが故郷の美しい自然と、美作に留まることへの足掻きを抱いていた10代の頃の気持ちであったといい「当時は言葉を持っていなかったが、今なら彼らの焦燥や迷い、躊躇いなどを書くことができる」と述懐している。その後、大谷の「美作の小説と映画を全国に」という構想に美作市が協力した上で製作委員会が実現し、ピアニストと茶葉屋を営む兄弟を巡る物語という形で、2022年4月に海田地区や山外野地区を中心に撮影が行われた。

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