バルフィ!人生に唄えば

バルフィ!人生に唄えば (2012)

बर्फी!

The heartwarming tale of Barfi, a charming deaf-mute young man from 1970s Darjeeling, and two unalike women who can't help but fall for him.

公開日
2012-09-13
TMDB
7.6 / 10 (399)
上映時間(分)
2時間31分
ジャンル
ドラマ, ロマンス, コメディ
監督
Anurag Basu

キャスト

豆知識

  • 撮影地:ウダカマンダラム
  • 受賞:34 · ノミネート:34. 主な受賞:国際インド映画アカデミー賞 録音賞; 国際インド映画アカデミー賞 メイクアップ賞; 国際インド映画アカデミー賞 衣装賞; 国際インド映画アカデミー賞 バックグラウンドスコア賞; 国際インド映画アカデミー賞 衣装賞

『バルフィ! 人生に唄えば』 は、2012年のインドのヒンディー語ロマンティック・コメディ映画。アヌラーグ・バスが監督・脚本を務め、ランビール・カプール、プリヤンカー・チョープラー、イリアナ・デクルーズが出演している。1970年代のダージリンとコルカタを舞台に、聾啞(ろうあ)の青年バルフィと2人の女性(シュルティ、自閉症の少女ジルミル)の恋模様を描いている。批評家からはキャストの演技、演出、脚本、カメラワーク、音楽、障害者を好意的に描写したことなどが高く評価され、興行収入17億5000万ルピーを記録するなど商業的にも成功を収めた。また、第58回フィルムフェア賞では7部門を受賞したほか、第85回アカデミー賞では外国語映画賞インド代表作品に選出されている。

製作

『バルフィ! 人生に唄えば』の原案となったのは、『カイト』の撮影中にアヌラーグ・バスが書いた2ページの短編である。この脚本は2つの年代を舞台とした非線形の語り口となっており、アヌラーグ・バスはこの理由として「キャラクターたちが愛を育むためには30年の歳月が必要であり、そのため物語の舞台を1970年代に設定した」と語っている。2010年6月にアヌラーグ・バスは『バルフィ! 人生に唄えば』の主人公が「聾啞(ろうあ)の青年、知的障害の少女、ナレーターの女性」の3人であることを明かし、映画については「幸福な物語になるだろう」と語っている。また、バスター・キートンやチャールズ・チャップリンへのオマージュとして、サイレント映画をイメージしたコメディシーンを描いていることも明かしている。

アヌラーグ・バスの初期構想では、主人公の青年役の第一候補にはランビール・カプール、ナレーターの女性役の第一候補にはカトリーナ・カイフを考えていた。2010年3月に『ザ・タイムズ・オブ・インディア』は2人が『Khamoshi』(後の報道では『Silence』、いずれも『バルフィ! 人生に唄えば』の初期タイトル)に起用されたと報じ、一方でアヌラーグ・バスはもう一人のヒロインである自閉症の少女ジルミル役には「コルカタ出身の新人女優」の起用を検討していた。そんな中、彼の妻タニ・バスがプリヤンカー・チョープラーを推薦したが、アヌラーグ・バスは彼女が女優としての名声をすでに手に入れていたことから、観客がジルミルではなく「プリヤンカー・チョープラー」を求めて映画を観にくるのではないかと感じており、これについて「プリヤンカー・チョープラーが演じることになれば、ジルミルのキャラクターが上手く描写できないと感じたのです。

プリヤンカー・チョープラーの起用が決まった後、カトリーナ・カイフが『バルフィ! 人生に唄えば』から降板した。降板の理由については明かされていないが、メディアは「自分よりもチョープラーの方が重要な役に起用されたことに不満を感じたのではないか」と推測しており、その後はアシン・トーットゥンカルが出演交渉中と報じられた。しかし、彼女は出演に同意せず、これについても「プリヤンカー・チョープラーの方が重要な役のため、ほかの女優が出演を躊躇している」とメディアは報じている。2010年7月には『ムンバイ・ミラー』が「プリヤンカー・チョープラーが製作の停滞を避けるためナレーターの女性役を演じる用意があり、ジルミル役には別の女優が起用される可能性がある」と報じられ、これについてアヌラーグ・バスも「ほかの女優を起用できなかったのは事実です」と報道を認める発言をしており、その後もキャスティングが難航したが、彼は最終的に新たな新人を起用する方針を固めた。

ランビール・カプールが演じる主人公バルフィは聾啞(ろうあ)の青年であり、彼はバルフィ役を演じる際に祖父ラージ・カプールやロベルト・ベニーニ、チャールズ・チャップリンの演技を参考にしたという。また、彼はバルフィについて「平凡で楽天的、そして心優しい男」と語っている。バルフィは身体障害も抱えていることから、アヌラーグ・バスは初期段階では劇中で手話を使うことを避けようとしていたという。

プリヤンカー・チョープラーが演じるジルミルについて、アヌラーグ・バスは「映画の中で最もタフなキャラクター」と語っている。彼女は役作りのために複数の精神病院を訪問して自閉症患者と対面しており、これについて「インドでは自閉症に対する認識が低いため、ジルミルを演じるために少し調べなければならなかった」と語っているほか、「ヒンディー語映画のヒロインが有するあらゆる心理的抑制を解放して、何も考えずにジルミルを演じることが必要でした。彼女の思考や行動は、私が共感できるものではなかったので、この2つがジルミルを演じるのに必要なものだったんです」とも語っている。バルフィの初恋の女性シュルティを演じたイリアナ・デクルーズはキャラクターについて「シュルティは、映画の中で様々な人生の局面を迎える繊細なキャラクターなんです」と語っており、このほかにアヌラーグ・バスはサウラブ・シュクラが演じるダッタ警部をバルフィ、ジルミル、シュルティの3人に次ぐ重要なキャラクターに位置付けている。

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