拝啓総理大臣様

拝啓総理大臣様 (1964)

名匠・野村芳太郎監督と渥美清のコンビによる“拝啓”シリーズ3部作の最終章。人の良すぎる売れない漫才師・角丸が師匠の死に一念発起して上京するが、下働きばかり。そんな彼が幼なじみと再会したことからドラマが生まれる。

公開日
1964-04-29
上映時間(分)
1時間29分
ジャンル
コメディ
監督
野村芳太郎

キャスト

豆知識

『拝啓総理大臣様』(はいけいそうりだいじんさま)は、 松竹製作による1964年の喜劇映画。渥美清・壷井文子・長門裕之主演。『拝啓天皇陛下様』『続・拝啓天皇陛下様』に続く『拝啓』シリーズ三部作の最終章。

製作

『週刊読売』1964年4月12日号には「併映『いいかげん馬鹿』ともシリーズもので安全性をねらった企画。『拝啓総理大臣様』は渥美・壷井の漫才師が、暮らし向きの不満をおおいに総理大臣に訴えようというねらい。新人の壷井は今井正の名作『キクとイサム』に出演した黒人と日本人の混血児。渥美は自分より大きい壷井を相手に、泣き笑いの演技を見せる」と書かれている。

主舞台となる羽田近辺で多くのロケが行われている。21世紀には同地で見られなくなった砂浜が広がる海岸線などが出る。劇中には海岸線に建つ計画の工場への反対運動も描かれている。

飛行機で上空から京急旧羽田空港駅(現在の天空橋駅)を見下ろし、駅前に視点を移して大きな看板の下に飯屋や一杯飲み屋がある風景が映る。その他、東京労災病院、小田急中央林間駅、神奈川身体障害者職業訓練所などが出る。

製作された時代の制約で、混血や各種の身体障害者に対して、21世紀では差別的とされる言葉も使用されている。

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