劔岳 点の記

劔岳 点の記 (2009)

明治40年、日本地図完成のために立山連峰、劔岳への登頂に挑む、陸軍測量手の柴崎芳太郎ら7人の測量隊。山の案内人、宇治長次郎や助手の生田信らと頂への登り口を探すが、生田が足を滑らせけがを負ってしまう。大自然の厳しさを見せつけられた測量隊だったが、柴崎と宇治はある言葉を思い出す。

公開日
2009-06-20
TMDB
6.4 / 10 (10)
上映時間(分)
2時間19分
ジャンル
ドラマ
監督
木村大作

キャスト

豆知識

『劒岳 点の記』 は、新田次郎の小説、およびこれを原作とした日本映画である。

制作過程

2007年4月に撮影を開始し、2008年8月まで延べ200日以上の撮影が行われ、同年末に完成した。撮影にあたり登場人物の感情を大切にするため芝居部分は原則として順撮りで撮影したほか、東京パートや山麓パートの撮影は愛知県の明治村や富山県の上市町・富山市・立山町で地域住民の協力のもとロケ撮影を行った。

山岳測量のシーンは、「これは撮影ではなく『行』である」「厳しい中にしか美しさはない」「誰かが行かなければ道はできない」を基本方針とし、明治の測量官の目線や感覚を大切にするため、空撮やCG処理に頼らず、多賀谷治をはじめとする立山ガイドの支援のもと、積雪期には体感温度が氷点下40度にも達する立山連峰や剱岳で山小屋やテントに泊まりこみながら明治の測量官が登った山に実際に登って当時の足跡を再現するなど、長期間をかけ丁寧に撮影を行った。

プレロケでは監督とスタッフが立山ガイドの支援を受け、ロングショットを主とする実景撮影を実施した。

第1次ロケでは、浅野忠信・香川照之・仲村トオル・小市慢太郎らを交えて、前年秋の調査登山シーンの撮影を実施した。浅野と香川は数カットを撮るために剱沢から池ノ平まで9時間歩いて移動した日もあったという。天候も良く撮影も順調に進み、室堂に初雪が降るのを待って夏八木勲演じる行者を山から下ろすシーンを撮影した。

第2次ロケは明治村で宮崎あおい・役所広司らを交えて東京部分や列車乗降シーンなどの撮影ののち、第1次ロケ参加者以外のキャストも参加して立山山麓や積雪期の立山連峰で撮影。嘘やごまかしの通用しないむき出しの大自然のもと剱岳周辺の山々の測量シーンを撮影した。

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