母

母 (1963)

A divorced woman enters a marriage arranged by her mother in exchange for money to save the life of her seriously ill son.

公開日
1963-11-08
TMDB
6.8 / 10 (5)
上映時間(分)
1時間40分
ジャンル
ドラマ
監督
新藤兼人

キャスト

豆知識

『母』(はは)は、1963年11月8日公開の日本映画。監督・原作・脚本・美術・新藤兼人。小川眞由美の映画デビュー作。戦後の広島を舞台に、母性が新しく生命を産むことの意味を新しい角度から追求し、性と愛の問題を野心的に描く。

製作

オール広島ロケ。撮影は1963年6月から8月に行われた。広島駅に近い線路脇の公民館が制作本部。スタッフ・キャストはここで寝泊まりし、共同生活を行なう。公民館の1日の使用料は1万円。スタッフの1人1日の経費は350円。生活の底辺まで降りて、生きることの実感から映画を作り上げる「キャンプ式集団製作」が新藤映画の特徴。華やかな映画作りのイメージは微塵もない。「映画は集団創造。みんなで一緒に一つのものを作るには、共同生活が一番いい」が新藤監督の持論。スタッフの内訳は監督1、助監督8、撮影部5、照明3、製作部3、記録1、スチルマン1、それにアルバイトが若干名で、そのうち半分はアマチュア、見習い程度の若い人たちが半数を占める。製作部員が炊事係を兼ね、助監督8人が大道具・小道具・美術・衣装を共同作業する。ロケセットを建てる場合は、新藤監督は美術部出身のため、イメージは伝えやすいし、自らもトンカチを握る。

新藤監督は本作のテーマについて「愛をセックスの角度から見ることです。もちろん、それをそのまま出しとったら、ごく陳腐なものでしょう。それを母と娘、姉と弟、夫と妻という、愛情の組み合わせで感じさせようと思ったんです。一つ一つのエピソードを繋げて、最後に盛り上げて行く従来のドラマ作法じゃあどうにもならならんのでね。ショット、シーン、シークエンスを一つ一つ別の要素として、その間にバランスを付けていく、これがぼくの狙った新しい書き方です」などと述べている。

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