ユンボギの日記 (1965)
Constructed as an experimental montage of still photographs, "Diary of Yunbogi" reflects on poverty and historical responsibility through the imagined diary of a six-year-old Korean boy living in a South Korean slum. Drawing on photographs taken during Ōshima’s 1965 research trip to Korea, the film juxtaposes the child’s daily struggle to care for his siblings with the director’s own reflections on Japanese–Korean relations.
キャスト
- 小松方正 — Narrator
豆知識
『ユンボギの日記』 は、韓国に住んでいた少年 が、1963年6月から1964年1月まで記した日記。1964年に書籍として刊行された。ユンボギが貧しい中、多くの人々に支えられ、逞しく成長していく姿が描き出されている。
エピソード
日本語に訳されて一般の出版物として刊行された最初の朝鮮文学である。本書の刊行当時、日本国内で韓国人の名前が現地読みで表記されることは珍しく、あまり知られていなかった朴正煕政権下での大韓民国の実情をも、日本に伝えた。元になった日記はハングルで書かれているが、原稿となった日記は当時から一般化していた横書きではなく、縦書きであったそうである。
主人公・ユンボギは、大邱出身であるため、慶尚北道方言がかなり使われているが、日本語訳(塚本勲)の際には方言を極力排除して、標準語に従った発音と意味で訳されている。
イ・ユンボクはその後、1990年1月に慢性肝炎により、38歳の若さで逝去。「日記」以後の生涯や遺稿は『ユンボギが逝って』(白帝社、 1993年)に納められている。
本書を日本で最初に発行した太平出版社(2003年10月に倒産)は在日朝鮮人が経営する出版社で、北朝鮮擁護の本を数多く出版している。また、本書を出版したのは、韓国を貶める意図があったのではないか、と推測されている。
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