バンパイアハンターD

バンパイアハンターD (2001)

「貴族」マイエル=リンクが、都の名門エルバーン家の少女シャーロットを拉致する事件が発生した。エルバーン家は、"D"に加え、「貴族」たちでさえ恐れる凄腕のハンター一味・マーカス兄妹にもシャーロットの救出を依頼した。 "D"、マーカス兄妹、マイエル=リンクと彼が雇った怪物の用心棒「バルバロイの民」が入り乱れての追跡行の行きつく先、最終決戦の場は、悪名高い女「貴族」カーミラの居城であった。

公開日
2001-04-21
TMDB
7.7 / 10 (876)
上映時間(分)
1時間43分
ジャンル
アニメーション, ファンタジー, ホラー, アクション, ドラマ
監督
川尻善昭
シリーズ
Vampire Hunter D Collection

キャスト

豆知識

  • 興行収入:$15.1万
  • 原作:吸血鬼ハンターD

『バンパイアハンターD』 は、 日本のアニメ会社マッドハウスが制作したアニメ映画である。 本作は、菊地秀行の小説シリーズ『吸血鬼ハンターD』の第3作「D-妖殺行」を原作としており 、「貴族」と呼ばれる吸血鬼たちが存在する遠い未来を舞台に、“D”をはじめとする吸血鬼ハンターと、「貴族」の一人であるマイエル=リンクの戦いを描いた内容である。

製作

『吸血鬼ハンターD』のアニメ化は1985年発売のOVA(芦田豊雄監督・葦プロダクション制作、音楽・小室哲哉)以来2度目となる。企画はマッドハウスの別作品『獣兵衛忍風帖』のマスタリング期間中から始まっていた。OVA版の続編を作って欲しいというファンから要望が寄せられたことがきっかけで、『吸血鬼ハンターD』の新作映画を作ろうという話になった。原作者の菊地もOVA版が安っぽいと感じていたことを気にしていたことから、新作映画の制作に賛同した。菊地は映像化にあたり、監督の川尻善昭らに任せる姿勢を見せ、脚本の打ち合わせなどには参加しなかった。

1997年には、川尻善昭監督・マッドハウス製作という開発体制が確立した。川尻は準備が出来たらいつでも作品に取りかかることが出来るようにするため、絵コンテや原画のみといった単発の仕事を中心に行っていた。

プロデューサーの山本又一朗は、菊地の別の代表作である『妖獣都市』の権利をマッドハウスから購入したいと考えており、『妖獣都市』について話し合いを進める中で、『吸血鬼ハンターD』の新作映画の話を耳にする。山本は『吸血鬼ハンターD』の新作映画をOVAだけでなく、アメリカで劇場公開したいと考えた。

『獣兵衛忍風帖』などに参加した箕輪豊が、川尻の指名によってキャラクターデザイナーとして起用された。一部に3DCGを含むデジタル技法が使われているが、箕輪によると「おそらく日本で最後のセル使用のアナログ撮映画」という。作画枚数はマッドハウスが制作した『劇場版X』が10万枚超だったのに対し、本作は7万枚以下だった。当初はもっと動かそうという意図があり、10万枚を超えるという話もしていたが、作画の密度とスケジュール的に限度があったという。

アニメーション製作はマッドハウスの所有する東京のスタジオで行われたが、ポストプロダクションの作業はアメリカ合衆国カリフォルニア州にある別のスタジオで行われた。日本語版のダイアログの収録は、英語版のサウンドトラック収録後に行われた。

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