近頃なぜかチャールストン (1981)
婦女暴行未遂で留置所に入れられた非行少年・次郎。彼はそこでヤマタイ国閣僚を名乗る謎の老人たちと出会う。彼らは次郎の父の古い家をねぐらにしていて、立ち退きを迫る母と対立していた。次郎はこのおかしな老人たちと共同生活を送ることになるのだが…。
キャスト
- 利重剛 — Jiro Okonogi
- 藤木悠 — Mr. Okonogi
- 財津一郎 — Criminal
- 本田博太郎 — Criminal
- 小沢栄太郎 — Prime Minister
- 田中邦衛 — Army Minister
- 堺 左千夫 — Communications Minister
- 平田昭彦 — City Employee
- Yuki Furutachi
- 岸田森 — Cabinet Secretary
- 今福将雄 — Foreign Affairs Minister
- 中村たつ
豆知識
『近頃なぜかチャールストン』(ちかごろなぜかチャールストン)は、1981年に公開された日本映画。喜八プロ・ATG制作、ATG配給で、監督は岡本喜八。白黒映画。
製作
1981年の初めに製作費1,000万映画で有名なATGが、「今、1000万円で何が可能か?」を探るべく、「もう一度1,000万映画」というコンセプトで、1981年の1,000万映画として、『ガキ帝国』『九月の冗談クラブバンド』『生きてゐる小平次』『KID NAPING BLUES(誘拐の唄)』(全て発表時のタイトル)とともに5本のうちの1本として製作を発表した。1979年にATG二代目社長になった佐々木史朗のアイデアで、佐々木は「あくまで方法の実験。かつてのATGのテツを踏むつもりはない。恒常化して同じ監督に又やってもらうつもりもない。アイデアがある程度出切ったらピリオドを打つ」などと述べた。当時映画を1,000万円で作るということは、常識を打ち破るような"発想の転換"や"アイデア"が必要条件となり、スタッフ等にしわ寄せが来ると予想された。本作の内容は「それからの『肉弾』ともいうべき中高年のバラード」と説明があった。また5本はいずれも東京ではシネマ・プラセットで公開すると発表された。
制作資金の不足からセットが組めなかったため、岡本監督の自宅がそのまま撮影に使用されている。人員を大幅に圧縮し、白黒16ミリで撮影し、劇場公開用の35ミリにブロー・アップした。また時速8カットの速撮を試みるなど四苦八苦の撮影だったという。
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