裸の十九才

裸の十九才 (1970)

Michio Yamada, a recent school graduate, is sent to Tokyo to work as a fruit-packer in a department store as part of a government programme. He takes a gun from a house on an American base and uses it to kill several people. The scene changes to Yamada's childhood. Yamada is born the child of a reprobate and a weak-willed woman. As a boy Yamada, experiences poverty and the rape of his sister at first hand.

公開日
1970-10-31
TMDB
6.9 / 10 (9)
上映時間(分)
2時間0分
ジャンル
スリラー
監督
新藤兼人

キャスト

豆知識

『裸の十九才』(はだかのじゅうきゅうさい)は、1970年に公開された日本映画。監督は新藤兼人。近代映画協会創立20周年記念作品。1968年に発生した永山則夫連続射殺事件を題材に取っており、当時新人だった原田大二郎が主演している。1971年、第7回モスクワ国際映画祭金賞(グランプリ)受賞。白黒映画。

製作

新藤兼人監督は永山則夫を演じてもらう新人俳優に400人以上会ったが、自らのイメージする〈永山則夫〉を見つけることが出来ず。『エロス+虐殺』の予告編を観た本作の助監督が、原田大二郎を推薦。面接を受けた原田は新藤に「世の中にこんなに人を鋭く見れる人がいるのか」とビックリ。顔はニコニコだがギューッと刺してくる目線で、「この目線に負けちゃいけない」と感じた原田は新藤を睨み返し、緊張の攻防が続いた後、台本を渡された。台本を読んで号泣するほど感激したが、「この役は僕には無理だな、面接までだろう」と思っていたら、翌日、新藤から「お願いしたい」と返事を貰った。撮影中は「もうこれで死んでもいい」という気持ちで演じたという。大役を演じ切ったことは幸福だったが、反動が大きく、以降は現代的で都会の二枚目の好青年的なオファーが続き、長い間、役柄を自分の中で作っていく事を怠るようになり、役者として眠っていた状態が長く続いたという。

作中、永山が逮捕され、故郷の板柳駅ホームで母親が新聞記者に追い回されるシーンでは、赤ん坊をおぶった乙羽信子が登場するが、背中の赤ん坊は作家本橋信宏の義妹である。現地でロケをするにあたって東京から赤ん坊を連れていくことも大変であることから、現地でたまたま赤ん坊だった本橋の妻の妹に白羽の矢が立った。本橋が当人にこのときのことを尋ねたら、当然ながら覚えていなかった。

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