写楽

写楽 (1995)

しゃらくせえ。

寛政時代の江戸。老中・松平定信は町人文化の隆盛に危機感を抱き、厳しい弾圧を加え始めていた。そんな中、役者絵の第一人者・歌麿は、定信が江戸出版界の大物・蔦屋重三郎を標的にしていることに気付き、早々と蔦屋のもとから他の版元にくら替えしてしまう。売れっ子の歌麿に逃げられた蔦屋は彼に代わる絵師を探し始め、やがてけがで引退を余儀なくされた元役者のとんぼこと十郎兵衛に、荒削りながら斬新な才能を見いだすが…。

公開日
1995-06-02
TMDB
7.0 / 10 (12)
上映時間(分)
2時間20分
ジャンル
ドラマ, 履歴
監督
篠田正浩

キャスト

豆知識

『写楽』(しゃらく)は、1995年(平成7年)2月4日公開の日本映画である。製作は西友・TSUTAYA・堺綜合企画・表現社・テレビ朝日。配給は松竹・松竹富士。

製作

フランキー堺30年越しの執念の企画。堺は川島雄三監督の『幕末太陽傳』に出演した際、東洲斎写楽の映画『寛政太陽傳』を作ろうと川島と約束していた。だがその約束を果たすことなく川島が死去したため、堺は俳優業の傍ら写楽の研究を続けて本作を製作し、師とあおぐ川島との約束を果たして、その翌年に死去している。真田広之演じるとんぼの足が不自由という設定になっているのは筋萎縮性側索硬化症に冒されていた川島へのオマージュである。

篠田正浩も同様に葛飾北斎の映画化に長年執念を燃やしており、1993年の春頃、皆川博子のオリジナル脚本が書きあがり、篠田がヘラルド・エースの原正人社長にプロデューサーをやらないかと声をかけ、映画製作が具体的に動き出した。

話題作りのため、1994年3月15日、原宿クエストホールに、制作に関わる全スタッフ、全キャスト、製作投資の出資各社の社長も全員出席するという珍しく豪勢な製作発表会見が行われた。

音楽を担当した武満徹は、本作が映画音楽としての遺作となった。公開翌年の1996年に日曜洋画劇場で放送された際、番組最後にテロップで告知された。

イメージソングにEUROGROOVE guest vocal ダニー・ミノーグの「Rescue Me」が使われていた。

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