さよなら渓谷 (2013)
15年前の"罪"が、再びふたりを引き寄せるー。
緑が生い茂る渓谷で幼児の殺害事件が発生し、容疑者として母親が逮捕される。隣の家に住んでいる尾崎俊介がその母親と不倫していたのではないかという疑惑が、俊介の妻かなこの証言によって浮かぶ。事件を取材する週刊誌の記者、渡辺がさらに調査を進めていくうちに、尾崎夫妻をめぐる15年前の衝撃的な秘密にたどり着く。
キャスト
- 真木よう子 — Kanako
- 大西信満 — Shunsuke Ozaki
- 井浦新 — Arata
- 鈴木杏 — Satomi Tachibana
- 新井浩文 — Naoto Fujimoto
- 鶴田真由 — Watanabe's Wife
- 大森南朋 — Watanabe
- 日向丈 — Tatsushi
豆知識
『さよなら渓谷』(さよならけいこく)は、吉田修一による日本の小説、およびそれを原作とする2013年の日本の映画。『週刊新潮』(新潮社)にて2007年7月26日号から同年12月27日号まで連載され、2008年6月に刊行された。
製作
真木よう子にとっては『ベロニカは死ぬことにした』以来、7年ぶりの単独主演作となる。15年前に自分をレイプした男性と奇妙な夫婦生活を送る主人公という難役だったため、引き受けるには迷いがあったというが、作品自体に魅了されたことと、この役を他の女優に渡したくないという気持ちからオファーを受諾。演じるには女性としての覚悟が必要だったが、松田翔太や瑛太、松田龍平など大森監督を知る俳優仲間から前評判を聞いていた大森組という本当に信頼できるチームと撮影に臨めたこと、固形物を見ると吐くという状態になるくらい過酷な撮影の中でも支えてもらっていることの幸せが倍に感じられたことで乗り越えられたと振り返っている。
エンディングテーマも真木自身が担当している。真木が以前参加したアルバムを聴いた大森が「声の雰囲気がこの作品には合う」と思い、本人にオファー。これに真木は「自分は歌手ではないから」と最初はためらったが、信頼できる人と仕事ができるならとかねてよりファンで個人的に親交を深めていた椎名林檎に作詞作曲を依頼し実現した。
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