早春

早春 (1956)

庶民の悲哀と愛情と善意が胸を打つ名作!

蒲田に妻と住む杉山正二は、丸ノ内への通勤途中で知り合ったサラリーマンたちと仲良くなり、退社後に遊びに行くのが日課となっていた。妻は退屈な毎日から逃れるように、おでん屋を営む母の実家へ帰ったりしている。通勤仲間と出かけた江ノ島で、杉山は金子千代と接近。千代の誘惑に耐えきれず、関係を持ってしまう。二人の関係に気づいた杉山の妻は家出して、旧友のアパートに転がり込んだ。同僚の死をきっかけに、杉山は自分の生き方を振り返り、千代と別れようと考え始める。ちょうどその頃、会社で地方工場への転勤話が持ち上がった。小津安二郎が野田高梧とともに書いたシナリオを監督し映画化。不倫に揺れる昭和30年代のサラリーマン夫婦を描く。

公開日
1956-01-29
TMDB
7.5 / 10 (99)
上映時間(分)
2時間25分
ジャンル
ドラマ, ロマンス
監督
小津安二郎

キャスト

豆知識

『早春』(そうしゅん)は、1956年(昭和31年)に公開された日本映画である。小津安二郎監督の第47作目。

エピソード

本作で岸惠子を気に入った小津は、次回作『東京暮色』の明子役に岸をキャスティングするつもりであったが、岸の『雪国』の撮影が長引いたために断念し、代わりに有馬稲子を起用した。

戦友たちの再会した場面で正二(池部良)が平山(三井弘次)、坂本(加東大介)らと歌う「ツーツーレロレロ」という歌は「シャンラン節」という俗謡である。

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