のぼうの城

のぼうの城 (2012)

豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。

天下統一を目指す豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じるも、その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる支城があった。その城には領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ、誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた。秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない、文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとする。

公開日
2012-11-02
TMDB
7.2 / 10 (35)
上映時間(分)
2時間24分
ジャンル
履歴, コメディ, ドラマ
監督
樋口真嗣, 犬童一心

キャスト

豆知識

  • 原作:のぼうの城

『のぼうの城』(のぼうのしろ)は、和田竜による日本の歴史小説。またそれを原作とする2012年(平成24年)の日本映画。

製作

2010年8月15日、クランクイン。合戦シーンの撮影は、北海道苫小牧市で行われた。

VFXが多用され、VFXカット数は約350カット、マットペイントは約50カットに及ぶ。VFX制作にはMotor/lieZを中心としてマリンポスト、日本映像クリエイティブ、ピクチャーエレメント、およびマットペイント担当のFudeの5社が参加した。浮城のセットは、苫小牧市に東京ドーム20個分のオープンセットが組まれた。水攻めのシーンでは、18トンの水を一気に流している。

当初は2011年9月17日公開の予定だったが、同年3月に発生した東日本大震災による津波被害に配慮し、4月22日に公開を2012年秋に延期することが発表され、2012年5月9日には正式な公開日が同年11月2日となったことが発表された。震災の影響で公開が延期された映画の多くが比較的早期に公開決定したのに対し、本作は最も長期間延期されることとなった。プロデューサーの久保田修によれば、本作の「水攻め」描写は大震災を予見していたかのようなリアリティでありスタッフの優秀さに驚いたが、人間が水に飲み込まれてゆく描写がリアルすぎるため一部がカットされた。延期している間に映画館でのデジタル上映化が進んだため、結果として日本で初めて撮影から上映まですべてデジタル作業による映画となった。

映画公開直前の2012年9月11日には脚本完全版が発売され、原作者の和田竜は「オリジナルの脚本のまま上映しようとすると240分以上必要で、15億円以上の制作費が必要になってしまう」とコメントし、オリジナル版から大幅にカットして145分の作品に仕上げた。

キャッチコピーは「20,000人 VS 500人 豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。」「この男の奇策、とんでもないッ!」。

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