はじまりのみち (2013)
戦時中、監督作「陸軍」が戦意高揚映画でないと軍部からマークされてしまった木下恵介は、次回作の製作が中止となってしまう。そんな状況にうんざりした彼は松竹に辞表を出し、脳溢血で倒れた母たまが治療を行っている浜松へと向かう。戦況はますます悪化し山間地へと疎開すると決めた恵介は、体の不自由な母をリヤカーに乗せ17時間に及ぶ山越えをする。
キャスト
- 加瀬亮 — Keisuke Kinoshita
- 田中裕子 — Kinoshita's mother
- 中山裕介 — Kinoshita's brother
- 宮﨑あおい — Narrator / School teacher
- 濱田岳 — Kinoshita's assistant
- 斉木しげる — Shukichi Kinoshita
- 光石研 — Shohei
- 濱田マリ — Koman
- 大杉漣 — Shiro Kido
- 山下リオ — Sakuyo Kinoshita
- 藤村聖子 — Yoshiko Kinoshita
- 松岡茉優 — Yaeko
豆知識
『はじまりのみち』は、2013年6月1日公開の日本映画。松竹株式会社による、映画監督・木下惠介生誕100年プロジェクトの一つとして製作された。木下の第二次世界大戦中の実話を題材に、映画『陸軍』制作時の背景を交えながら彼の母との家族愛を描く。
製作
撮影は2012年11月9日より始まり、長野県、群馬県、栃木県などでロケが行われ、木下惠介の生まれた場所である静岡県浜松市で11月29日にクランクアップした。ポストプロダクションを2013年2月まで行った。浜松市では、作品の舞台でもある天竜区春野町の気田小学校が撮影に使われ、同校の児童らがエキストラとして参加した。群馬県のロケ地の一つに、桐生市にある古民家を活用した「桐生織塾」がある。
作中には、木下の監督した映画のうち、15作品の一部分が、さまざまな形で引用されている。中でも本作の物語と関わりの深い『陸軍』は、問題となったラストシーンが、ストーリーの途中にほぼそのままの形で挿入された。
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