ガメラ対大悪獣ギロン

ガメラ対大悪獣ギロン (1969)

冒険好きの少年明夫とトムは、不時着した無人宇宙船に乗り込み、太陽を挟んで地球と反対側にある第10惑星に連れ去られてしまう。彼らを迎えた第10惑星人は一見友好的に見えたが、やがて本性を現わし、地球侵略のため少年たちの脳を食べて情報を得ようとする。そこへ地球からガメラが飛来、明夫たちは危ないところを救われる。だが、第10惑星人が繰り出した大悪獣ギロンの猛攻で、さしものガメラも深手を負ってしまう。

公開日
1969-03-21
TMDB
5.3 / 10 (108)
上映時間(分)
1時間23分
ジャンル
アドベンチャー, サイエンスフィクション, アクション, ファミリー
監督
湯浅憲明
シリーズ
ガメラ シリーズ

キャスト

豆知識

『ガメラ対大悪獣ギロン』 は、1969年(昭和44年)3月21日に公開された日本の特撮映画作品。ガメラシリーズ第5作。製作は大映(大映東京撮影所)、配給は大映。カラー、大映スコープ。上映時間は82分。

制作

湯浅は前年の『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』で、本社の経営不振から予算を3分の1に縮減され、スタッフ一同「これが最後のガメラ映画だ」と、工夫と苦労を重ねてこれを完成させた。しかし『対バイラス』は大ヒット。はたして湯浅の「またこの予算で、次回作を作らされるのではないか」との心配は的中し、翌年、この『ガメラ対大悪獣ギロン』が制作されることとなった。湯浅は「映画がヒットして困ったなと思ったのは、これが初めてだった」「まさか次回作があるとは誰も考えていなかった」と述べている。

また、この頃には本社からは年間2本または3本のシリーズ制作を持ちかけられたが、予算不足、スタッフの疲弊などの要因から湯浅はこれを断っている。

前作と変わらない予算で宇宙を舞台とすることには苦慮したが、ドラマ部分を第十惑星を中心に展開させることで、セットや出演者などを絞り予算を節約している。湯浅によると、惑星テラのコントロールセンターのセットは低予算を受け、ビニールチューブや安い素材のものを探してきて作ったもので、本編だけでなくこういったセットにも低予算ならではの趣向や工夫を凝らしたという。なお、冒頭に使われる天体写真は、アメリカでのセールスの際の権利関係を考慮して、ソ連で撮られた写真を購入して使用している。

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