ダロス

ダロス (1983)

In a near future, mankind has moved from a drained Earth to the Moon. Rebel acts of terrorism lead to conflicts with the Earth Federal Government. A mysterious entity called Dallos appears to restore hope.

公開日
1983-12-21
TMDB
5.6 / 10 (17)
上映時間(分)
1時間23分
ジャンル
アニメーション, サイエンスフィクション, 戦争
監督
押井守

キャスト

豆知識

『ダロス』(DALLOS)は、スタジオぴえろが制作し、バンダイ(後のバンダイビジュアル並びにバンダイナムコフィルムワークス)より発売されたOVAである。

制作経緯

鳥海永行と押井守の2人の監督が立てられ、映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の作業があった押井守は後から参加し、鳥海が先行して作業に入っていた。鳥海が1話、押井が2話で同時進行で制作したため、1話と2話でキャラクターがまるで違ってしまった上、製作段階で、人間ドラマにしたい鳥海と、状況描写に重きを置きたい押井と、二人の目指す「ダロス」が全く異なっていることが明らかとなり、絵コンテから演出、色指定に至るまで対立し、双方で勝手に書き換えるなど現場は混乱した。なぜ監督が二人になったのか、今となっては分からないという。両者話し合いで歩み寄りして、以降はストーリーラインは鳥海が担当し、戦闘シーンやアクションシーンの演出を押井が役割分担することになった。

バンダイ側が『機動戦士ガンダム』の路線を希望し、同作の安彦良和タッチのキャラクターで、主人公は機械いじりの好きな少年(=アムロ・レイ)、ヒロイン役に鵜飼るみ子(=フラウ・ボゥ)、ライバル役が池田秀一(=シャア・アズナブル)と『ガンダム』の設定を踏襲していた。当初、階級闘争を戦う無名のテロリストたちの群像劇として、映画『アルジェの戦い』のようなドキュメンタリータッチでやりたいと張り切っていた押井守は、内容面と2人の監督がいる制作体制の混乱とに不満を抱えた。本格的なメカものをやれたことが経験になり、後に『機動警察パトレイバー』に参考になったとはしているが、特に思い出すことはないと総括している。

鳥海は打ち上げの挨拶で「あと一時間半位の枠で完結させたい」と語ったが、実現することはなかった。

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