紙の月 (2014)
最も美しい横領犯
バブルがはじけて間もない1994年、銀行の契約社員として働く平凡な主婦・梅澤梨花は綿密な仕事への取り組みや周囲への気配りが好意的に評価され、上司や顧客から信頼されるようになる。一方、自分に関心のない夫との関係にむなしさを抱く中、年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていく。彼と逢瀬を重ねていくうちに金銭感覚がまひしてしまった梨花は、顧客の預金を使い始めてしまう。
キャスト
- 宮沢りえ — Rika Umezawa
- 池松壮亮 — Kota
- 田辺誠一 — Masafumi Umezawa
- 小林聡美 — Kuma
- 近藤芳正 — Yuji Inoue
- 石橋蓮司 — Kozo Hirabayashi
- 大島優子 — Keiko Aikawa
- 桜まゆみ
豆知識
『紙の月』(かみのつき)は、角田光代による日本のサスペンス小説。
製作・撮影
6月末からタイのチェンマイで撮影が始まり、まず冒頭とラストシーンを撮影。以後、東京都内や近郊で撮影が行われ、8月下旬にクランクアップ。11月22日に試写会と記者会見が行われ、出演の原田知世、西田尚美、脚本の篠崎絵里子、エグゼクティブプロデューサーの海辺潔、プロデューサーの近藤晋が出席した。原田は、出会った若い男性のために会社から1億円を横領してしまうという主人公・梨花の行動について、撮影を終えた後でも「私は梨花のようになることはないですね」と断言するくらいその心理は理解し難く、ギリギリまでどう演じるのか分からず毎日監督と相談し、悩みながら撮影したことを明かした。買い物依存症の亜紀を演じた西田尚美も、そんな原田演じる梨花を見て、「この人は何を探してるんだろう?と苦しくなった」と告白し、それは一緒に作品を鑑賞した自分の夫も同意見だったと話した。
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