八つ墓村

八つ墓村 (1996)

こんどは、豊川金田一。

大正時代、村の旧家「田治見家」の当主・要蔵が発狂し、村人32人を惨殺するという事件が起こる。要蔵は、落武者たちを皆殺しにした際の首謀者・田治見庄左衛門の子孫でもあった。そして20数年後の昭和23年、またもやこの村で謎の連続殺人事件が発生することとなる。物語は、神戸に住む寺田辰也の身辺をかぎ回る不審人物の出現から始まる。彼は母1人子1人で、戦争から戻ってくると天涯孤独の身となっていた。そして復員後2年近く過ぎたある日、彼の行方をラジオで捜していた老人と、諏訪弁護士の仲介で面会する。ところが、2人きりになったとたん、老人は血を吐いて死ぬ。

公開日
1996-10-26
TMDB
6.8 / 10 (4)
上映時間(分)
2時間6分
ジャンル
謎, ホラー
監督
市川崑

キャスト

豆知識

  • 原作:八つ墓村
  • 撮影地:八塔寺ふるさと村

『八つ墓村』(やつはかむら)は、1996年10月26日に公開された日本映画。製作はフジテレビジョン、東宝、角川書店。制作プロダクションは東宝映画。配給は東宝。上映時間は127分。イーストマンカラー、ビスタサイズ。第9回東京国際映画祭特別招待作品。

製作

当時のハリウッド映画でリメイクブームが起き、国内ではミステリーブームが流行っていたことを受けて、東宝のプロデューサーだった高井英幸が映画化を企画した。当初は1970年代に金田一5部作に主演した石坂浩二を再起用する方向で話が進んでいたが、東宝側から「新しい金田一像を創って欲しい」という要望が急遽入り、同じく東宝が推した豊川悦司が、「若者に人気がある」という理由で主役抜擢された。監督を担当した市川崑は、「金田一というのは、そんなに心理的に綾を成して作り込む役ではない」という考えから、金田一に対して最低限守るべき演技事項を打ち合わせた後は、豊川に演技プランを自由に任せ、反対にヒロイン・美也子役の浅野ゆう子に対しては、細かい芝居要求を行うという、正反対の演技指導を行った。

里村慎太郎役の宅麻伸は、エグゼクティブプロデューサーの橋本幸治からの推薦で起用された。橋本は映画監督時代に『ゴジラ』(1984年版)でも宅麻を起用していたが、市川は宅麻を知らなかった。

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