女がいちばん似合う職業

女がいちばん似合う職業 (1990)

The story follows a veteran female detective who is investigating a series of brutal murders, including the killing of a pregnant woman. Her investigation leads her to a strange, silent young man who becomes the prime suspect. As she gets closer to him, a bizarre and dangerous relationship develops, blurring the lines between hunter and hunted.

公開日
1990-12-22
TMDB
7.0 / 10 (1)
上映時間(分)
1時間42分
ジャンル
アクション, 犯罪
監督
黒沢直輔

キャスト

豆知識

『女がいちばん似合う職業』(おんながいちばんにあうしょくぎょう)は、1990年12月22日に公開されたキティ・フィルム・サントリー製作、アルゴ・プロジェクト配給の日本映画。桃井かおり主演、黒沢直輔監督、丸山昇一脚本。前年スタートしたアルゴ・プロジェクト配給第7作。

製作

企画は桃井かおり。松田優作が亡くなった1989年11月に行われた松田の通夜で、松田の自宅地下のスタジオ兼トレーニングルームに松田の所属していたセントラル・アーツ代表・黒澤満や、仙元誠三、桃井かおりら、松田と親しかった人たちで酒を酌み交わしていた。すると桃井が黒澤に「ねえねえ、黒澤さん、私、優作の代わりをしようか? 女・優作で行こう。私、走れるわよ。小学生の時に100メートルで一等賞獲ったのよ!」と言った。仙元らは「冗談言ってるの?」と苦笑したが、しばらく経って仙元は伊地智啓プロデューサーから「今日、桃井かおりと飲む。二人きりはちょっと恥ずかしいから、付き合ってくれ」と誘われた。その席で伊地智から「桃井主演、女・優作の刑事アクションをやろうじゃないか」「監督には日活出身の黒沢直輔を抜擢する」と言われた。

1990年8月14日に東京調布市の日活撮影所で記者発表会見が行われ、製作費は1億5000万円、公開は(1990年)12月にシネアルゴ新宿他で予定と発表された。アルゴ・プロジェクトのプロデューサー・伊地智啓は「アルゴの一連の作品に客がついてきた。これからはメジャーとの配給提携も考えていきたい」等と述べた。

桃井は衣装もずいぶん吟味し、煙草の吸い方など、松田を意識し、とてつもなく桃井らしからぬ女刑事を造型した。撮影中も桃井は多種多様なアイデアを出した。しかしスタッフ・キャストの皆に松田優作という存在への思いが強すぎ、現場が大混乱。桃井も黒沢監督と衝突し、撮影中止寸前までいったが、伊地智プロデューサーから「この映画を潰したらダメ」との気持ちを汲み、撮影の仙元が怒鳴り散らしながら何とか映画を完成させた。仙元はこの映画をきっかけに「すぐカッカ来て手を出す男」という噂が業界内で広まり、全然知らない人にまで「仙元さん、すぐ手を出すんだって?」と言われるようになったという。桃井とやくざ三人組との銃撃戦は、製作会社であるサントリーの東京都府中市の武蔵野ビール工場で撮影が行われた。

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