時代屋の女房 (1983)
女房が3度目の家出をして6日が過ぎた……
東京・大井町。三叉路に架かる陸橋の下に「時代屋」という骨董屋がある。そこの主・安さんの前に、夏の盛り、銀色の日傘をさして野良猫を抱えた謎の女・真弓が現れ居付いた。ところがその真弓、なぜか家出癖があった。ひと言の伝言と、ビクターの犬の置物を置いて失踪する。三度目の家出をしてから、数日経過。なぜか野良猫も家出した。
キャスト
- 渡瀬恒彦 — Yasu-san
- 夏目雅子 — Mayumi / Misato
- 津川雅彦 — Sanrise no Master
- Kimiko Nakayama — Yuki-chan
- 沖田浩之 — Wakamono
- 大坂志郎
- 初井言榮
- 藤木悠
- 藤田弓子
- 朝丘雪路
- 趙方豪
- 平田満
豆知識
『時代屋の女房』(じだいやのにょうぼう)は、村松友視が書いた小説。1982年、第87回直木賞受賞。1983年と1985年に映画化、2006年にドラマ化された。また、後述の2編の続編が発表されている。
製作
夏目雅子が1985年2月以降、慶應病院に入院し、退院は秋まで延びると予想されたことから、夏目の代役に名取裕子が抜擢された。名取は同時期に製作が進められていた東映『ひとひらの雪』のヒロインに決定したと報じられたが、『ひとひらの雪』の製作が混乱中に、本作に飛びつき『ひとひらの雪』は降板した(代役は秋吉久美子)。その他の主要キャストも一新された珍しい続編。
1985年3月上旬、松竹大船撮影所でクランクイン。群馬県伊香保、静岡県清水ロケを経て、同年4月上旬クランクアップ。監督の長尾啓司は「松竹期待の大型新人」と吹聴されていた。
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