バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 (2007)

バブルへGO!!タイムマシンはドラム式

戦国よりも幕末よりもハイテンションな、あの時代へー

2007年3月、800兆円の借金を抱え破綻の危機に瀕した日本経済。財務官僚の下川路功は諸悪の根元を、1990年に大蔵省から通達された総量規制の行政指導をきっかけとするバブル崩壊にあると考え、タイムマシンで歴史を遡りバブル崩壊を阻止しようと計画する。

公開日
2007-02-10
TMDB
5.9 / 10 (8)
上映時間(分)
1時間56分
ジャンル
コメディ, サイエンスフィクション, ロマンス, アドベンチャー
監督
馬場康夫

キャスト

豆知識

『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』 は、2007年2月10日に公開されたホイチョイ・プロダクションズ原作、阿部寛、広末涼子主演の日本映画。

製作

本作品の原案は2004年に描かれたコミック『気まぐれコンセプト』の長編作品(8ページ。4コマ漫画と比べればかなりの長編である)。単行本「気まぐれコンセプト・クロニクル」に収録されている。ストーリーは細部がかなり違い、原案コミックでタイムマシンに乗るのは主人公ヒライ。タイムマシンは超高速のエレベーター(高速エレベータも日立製作所グループの製品群にある)である。しかし、総量規制発表を妨害したり、それにより至る結末などは同じである。

馬場康夫が、普段からよく遊んでいた電通の蔵本憲昭や仁科昌平らと映画化の企画を進めていたら、フジテレビ映画部の宮澤徹プロデューサーが「オレがやる」を手を上げて、製作が進んだ。その後、製作はフジテレビ、電通、東宝、小学館の枠組みになった。馬場監督は、世の中には不況の時代しか知らない世代が出始めていた頃で、ほんの10數年前に今の時代とは真逆の凄い時代があった事を見せたくて撮った、と述べている。また取り壊しの噂があった六本木スクエアビルを記録に残したくて作ったところもある映画という。撮影当時のスクエアビルはほとんどがキャバクラになっていた。

日本映画で時空を超える話は、タイムスリップかタイムループで、超常現象として描かれる場合が多いが、『うっかり博士の大発明 フラバァ』で育った馬場としては、超常現象ではなく、科学者が発明したタイムマシンを使って、狙った時代に意図して行く、タイムトラベルの話を作りたかったという。

冒頭、伊武雅刀演じる芹沢良道大蔵省金融局長が、不動産投機を規制する法案を発表するシーンで「バブルは、崩壊して初めてバブルとわかる」というアラン・グリーンスパンの言葉がテロップで流れるが、この話は当時はまだ知る人が少なく、大蔵財務官僚だった髙橋洋一が何度も取材を受けて、この話をしたという。また洋上パーティも某証券会社が当時実際に行ったもので、その後その証券会社は潰れたという。髙橋は「バブルは悪い時代とマスメディアは散々叩くが、バブルは悪いものではない。土地と株が高くなったとよく叩かれるが、何かの抜け穴があってそれらの投機的な取引が行われただけの話。物価上昇率、失業率も2%ぐらいでほぼ文句の付けようのないいい状態。私が役人のときに色々な規制をして、あのまま続けておけば良かったのに日本銀行が全然勘違いをして金融引き締めをしたのがバブルの結末。それを20年も続けたのが失われた20年の原因」などと自論を述べている。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、うっかり博士を演じるクリストファー・ロイド並みにぶっ飛んだ科学者を演じられる俳優を考えたときに、馬場は薬師丸ひろ子しか思い浮かばず、薬師丸に熱烈オファーして出演してもらった。馬場は自分の理想とするうっかり博士を演じてくれたと述べている。八木亜希子やラモス瑠偉のギャグ等、馬場監督は自分のやりたいことがほとんど出来たと話しており、自身で一番悔いのない映画という。

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