東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯 (1973)
A truck driver arrives in Seoul to receive his dead sister's ashes. While there, he discovers the death may not have been an accident after all, and has something to do with international drug smuggling.
キャスト
- 千葉真一 — Tatsuya Wada
- 堀越陽子 — Tomoko Wada
- 金子信雄 — Senzo Ogata
- 名和宏 — Maehara
- 天津敏
- 김창숙
- 장혁
- 사미자
- 오경아
- 이해룡
- 苗可秀
- Chaiya Suriyun — Nong
豆知識
『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』 は、1972年の日本・香港・タイ・韓国合作映画。主演:千葉真一、監督:中島貞夫、製作:東映・タイブリン社・韓国映画人協會、カラー・シネマスコープ、104分。
製作
本作は韓国に何とか封鎖を解いてもらおうという狙いで企画された映画だった。当時の韓国は中国とともに戦後28年(当時)も日本映画の輸入を拒否し続ける"鎖された市場"。1972年の韓国の人口3500万人に対して映画人口は1億6000万人と、映画人口が減り続ける日本に比べると日本人の三倍近く映画を観ている勘定で、日本映画にとっても有望な市場であった。日韓合作映画を製作し、韓国ロケと韓国での公開を期待した。日韓貿易会議の席上で、韓国代表側から「劇映画についても作品によっては考慮する」という発言があったことから希望的観測もあった。韓国の宇星社が撮影に協力し、韓国での配給は韓国映画協会に無償で任せるという話まで詰めていた。しかし監督の中島だけ渡韓は出来たが、その後の交渉は難航し、撮影許可は降りず、やはり韓国では公開されなかった。
タイの製作会社が資本参加した背景に、「当地で『キイハンター』が放送されており、千葉真一の人気がとても高いからだ」と中島貞夫は述べている。当時の東映では異例の2か月の準備と製作に3か月費やされ、釜山・慶州・ソウル、香港、バンコック・スコータイ・チェンマイなど全編の90%を日本以外の大韓民国・香港・タイ王国でロケーション撮影されている。
エンディング間近に和田達也(千葉真一)がダンプカーを運転するシーンのバックで流されている劇伴は、千葉の楽曲「流れ唄」である。オープニングのシンバルロール、吉岡竜次(松方弘樹)がソウルでバスジャックするシーンの太鼓をメインとした劇伴は、1980年からスタートした千葉真一主演『影の軍団シリーズ』の劇伴にも採用されている。
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