東京湾炎上

東京湾炎上 (1975)

東京湾に突入する巨大なタンカー! 不敵な襲撃に緊迫する日本戦慄の24時間!

多量の原油を乗せたタンカーが東京湾に戻ってくる。ところが、6人の外国人ゲリラたちがそのタンカーを乗っ取ってしまう。さらに彼らは、鹿児島にある石油コンビナートを爆破しなければ、タンカーを爆破し関東を全焼させると日本政府を脅す。追い詰められた政府は、ある秘策を打ち出す。

公開日
1975-07-12
TMDB
7.0 / 10 (5)
上映時間(分)
1時間40分
ジャンル
アクション, スリラー, ドラマ
監督
石田勝心

キャスト

豆知識

『東京湾炎上』 は、1975年(昭和50年)7月12日に公開された日本の特撮映画。制作は東宝映画・東宝映像、配給は東宝。カラー、シネマスコープ。上映時間は100分。監督は石田勝心、主演は丹波哲郎。

制作

劇場公開当時は『日本沈没』や『ノストラダムスの大予言』などのパニック映画が流行していたうえ、前年に発生した第十雄洋丸事件などの石油タンカー爆発事故が相次いでいたことから、これらに影響を受けて制作された。

原作者の田中光二は、本作品の原作『爆発の臨界』の取材のために『ノストラダムスの大予言』の特撮撮影現場を訪れており、東宝映像社長の田中友幸はその当時から映画化を検討していたという。当初は『ノストラダムスの大予言』の監督を務めた舛田利雄が本作品の監督に予定されていたが、脚本を手掛けるに留まった。

『ノストラダムスの大予言』や『日本沈没』のテレビドラマ版が不調に終わったことから、本作品では予算規模が縮小されている。

特撮映画であるがミニチュア撮影のシーンは少なく、炎上する東京湾のシーンは実景にセットで撮影した炎を合成したものである。セットでの炎上シーンは、寒天で作った海にガソリンを撒いて着火している。助監督の川北紘一によれば、前年の『ノストラダムスの大予言』撮影時のスタジオ火災により火の取り扱いが厳しくなり、現場はピリピリしていたという。

一方、メインの舞台となるアラビアンライト号は、特殊美術スタッフの井上泰幸によって全長7.2メートルの巨大なミニチュアが制作され、航行シーンはワイヤーを装着したトラックで牽引している。材質はFRP製。井上は当初8メートルを要望していたが、制作部長からは2メートルと指示され、プロデューサーの田中友幸が間を取って4メートルで決着をつけたが、井上はこれを無視して7.2メートルで制作した。井上は、水はごまかしが効かないために主役は大きくしないと画が保たないと述べており、実物を見た田中は意外に大きくなかったという感想であったという。マンモスタンカーの爆発シーンは、大プールで撮影された。

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