大いなる驀進

大いなる驀進 (1960)

美しき自然、猛烈な台風を窓外に見ながら、車内には様々な人間物語が展開する。国鉄開通八十八周年を記念して製作された感動大作。

公開日
1960-11-08
TMDB
7.0 / 10 (4)
上映時間(分)
1時間29分
ジャンル
ドラマ
監督
関川秀雄

キャスト

豆知識

『大いなる驀進』(おおいなるばくしん)は、1960年11月8日に公開された日本映画。カラー、シネマスコープ(2.35:1)。製作・配給:東映。監督:関川秀雄、脚本:新藤兼人。出演:中村賀津雄、三國連太郎、佐久間良子ほか。

製作

実際に使用されていた車両(後述)を夜行特急「さくら」に仕立てた形でロケーション撮影が行われている。

元日本食堂勤務の宇都宮照信が先輩社員から伝え聞いた話によると、準ヒロイン役の中原ひとみが撮影のため「さくら」の食堂車に乗っていた際、乗り合わせた日本食堂の営業部長が、テーブル係の衣装を着た中原を本物の社員と間違えて「誰だ、あの派手な化粧をしているヤツは? ウチにあんな派手な化粧をする娘がいるのか!」と怒鳴ったことがあったという(当時の日本食堂では女性の食堂車乗務員に「口紅は濃く、その他は薄化粧に」するよう定めていた)。

製作・上映当時は非電化区間の残っていた山陽本線の場面で登場。作中には実際に山陽本線で運用されていた1号機、35号機のほか、尾久機関区所属の19号機や平機関区所属の47号機などが映っている。

いずれも製作・上映当時ほとんどの区間が非電化だった九州内の場面で登場。なお、実際には九州内のうち、門司-博多ではC59形蒸気機関車が、博多-長崎ではC60形蒸気機関車が、それぞれ「さくら」を牽引していたが、ごく短期間、鹿児島機関区所属のC61形蒸気機関車が長崎本線でも使用されており、映画はその期間に撮影された。

東映は鉄道省出身の大川博社長との関係もあって、国鉄労働組合(国労)の家族を中心に動員を確保した。本作は1970年代以降の創価学会系の組織的観客動員映画などにみられる団体動員映画の先駆けとされる。

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