ローラーとバイオリン

ローラーとバイオリン (1961)

Каток и скрипка

A・ラモリスの「赤い風船」に触発されたというタルコフスキーの映画大学の卒業製作で、同窓のコンチャロフスキーが脚本を共同で書いている。バイオリンの練習が嫌でしようがない少年が家を抜け出し、工事現場でさぼっているとローラー乗りの青年と親しくなり、機械に乗せてもらううちに、空想に浸って愉快な体験をする。鮮やかな色使い、テンポの良いカッティングとポップな作風は後のタルコフスキーと結びつかない気が一見するが、ファンタジーの後に訪れる一抹の寂しさのようなものが、実に彼らしい中編である。(allcinema)

公開日
1961-12-30
TMDB
7.1 / 10 (170)
上映時間(分)
46分
ジャンル
ドラマ
監督
アンドレイ・タルコフスキー

キャスト

豆知識

『ローラーとバイオリン』(原題ロシア語:КАТОК И СКРИПКА;英語:The Steamroller and the Violin)は、アンドレイ・タルコフスキーの監督による、1960年の旧ソ連の短編映画である。当時VGIK(全ソヴィエト連邦映画大学)の学生だった28歳のタルコフスキーの卒業制作としてつくられたタルコフスキーの事実上の処女作。ニューヨーク国際学生映画コンクール第一位。

製作

共同脚本のアンドレイ・コンチャロフスキーは映画大学の同窓生である。二人は本作の脚本を半年以上かけて書き上げたという。

当初タルコフスキーはカンヌも受賞した名カメラマン、セルゲイ・ウルセフスキーを使う予定だったのだが、ウルセフスキーが断ったためワジム・ユーソフがカメラマンを務めることになった。その後ユーソフは『僕の村は戦場だった』『アンドレイ・ルブリョフ』『惑星ソラリス』の撮影も手がけることになり、タルコフスキーとは名コンビとなる。

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