安藤昇のわが逃亡とSEXの記録

安藤昇のわが逃亡とSEXの記録 (1976)

Ando on the run, stopping in to service all the women in his life, with a bit of the old ultra-violence.

公開日
1976-10-01
TMDB
7.0 / 10 (2)
上映時間(分)
1時間25分
ジャンル
犯罪
監督
田中登
シリーズ
Ando Gang Collection

キャスト

豆知識

『安藤昇の我が逃亡とSEXの記録』(あんどうのぼるのわがとうぼうとせっくすのきろく)は、1976年10月1日に東映で公開された日本映画。成人映画。

製作過程

企画は岡田茂東映社長。東映は1974年頃から赤字番組が立て続けに出るようになり、1976年になると「東映は路線の混迷が目立つ」などと批評されたため、岡田はシビレを切らして自ら陣頭に立つと非常事態宣言を出して、1976年7月、再び"不良性感度"のパワー・アップを指示し、実録ものをさらにドギツク、リアルにした"ドキュメンタリー・ドラマ路線"の新設を打ち出した。これは洋画の『グレートハンティング』や『スナッフ』の影響があり、『武闘拳 猛虎激殺!』では倉田保昭と本物の虎を戦わせ、『沖縄やくざ戦争』ではリンチ場面を実写のような描き方で迫力を盛らせた。本作も安藤の逃亡と追いつめられたセックスをリアルに再現すると発表している。安藤と岡田は仲がよく、安藤が俳優に転向した当時、映画関係者は安藤にピリピリしていたが、「岡田だけは妙な気遣いがまったくなかった」、「岡田さんは戦友のようなものだ」と安藤はよく話していたという。

日活ロマンポルノのエース的監督だった田中登は、日活の経営陣交代と東映の組合問題があり、自社監督を使いづらくなった東映に招かれ『神戸国際ギャング』に続きメガホンを取った。『神戸国際ギャング』は東映京都撮影所の製作だったが、本作は東映東京撮影所の製作である。東映京都で総スカンを食った田中は本作で救われたといわれる。

安藤の各愛人の配役は、熱海のスナックマダムに絵沢萠子、山口洋子役に荻野まゆみ、愛人K・H役に中島葵、愛人T・H役にひろみ麻耶など、日活ロマンポルノの常連女優で固める。

安藤は「やってて面白かったよ、女とただヤッってりゃよかったから(笑)。撮影所の楽屋でバスローブ着て待ってて、呼ばれたらパッと脱いで絡みゃいい。女優がオ〇〇コこすりつけてきたりして。でも面白かったよあれは」などと述べている。最終カットは逮捕され安藤が警視庁へ連行される1958年当時の実際のニュースフィルム。

1980年代から石井聰亙作品を皮切りに本格的に映画製作に関わる泉谷しげるが初めて映画音楽を担当している。

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