ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲 (1987)

喧嘩はボク達のお勉強です。

停学あけで一週間ぶりに愛徳高校に登校したトオルとヒロシ。トオルはツッパリ仲間の水崎に誘われダブルデートに出かけるが、嫉妬に狂ったヒロシや翔子たちに邪魔されてしまう。自分だけもてないと悩むヒロシだったが、ひょんなことから女子大生のまゆみと付き合うことに。まゆみのマンションから買い出しに出かけたヒロシは、トラックにはねられ病院に搬送されるが「城東の柴田にやられた」とトオルに嘘をついてしまう。トオルは柴田たちを襲うが逆にやられてしまう。

公開日
1987-12-12
TMDB
10.0 / 10 (1)
上映時間(分)
1時間31分
ジャンル
アクション, コメディ
監督
那須博之
シリーズ
ビー・バップ・ハイスクール

キャスト

豆知識

『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲』は、きうちかずひろの漫画『ビー・バップ・ハイスクール』を原作とした1987年12月12日公開の日本映画。シリーズ第4作。東映本番線の1988年お正月映画として公開された。

製作

冒頭タイトルロール前に「七夕野郎とは 女にかまかけている男という意味であり それが転じて 女にうつつを抜かし 男との大事な事を忘れるマヌケを言う」とテロップが出て、劇中も"七夕野郎"というフレーズがセリフの一部として10回程度使われる本作のキーワード。『シティロード』は"七夕野郎"を色ボケ男と説明している。"七夕野郎"という言葉が当時の不良に使用されていたかは分からない。

トモ加入時の少女隊が中学生役で出演。喧嘩の助っ人のお礼にヒロシとトオルに乳を差し出す(ナ〇させる)という凄い設定。80年代のトップアイドルの一人・柏原芳恵がヒロインとして美大生役で出演。持ち味である妙なエロさを画面いっぱいに漂わせる。柏原はヒロシ(清水宏次朗)に好意を持つかのような役を演じるが、実際は一二作目のヒロイン・中山美穂同様、不良を嫌っていたという。

『シティロード』は、アクションは相変わらず過激だが、いつもの高瀬道場でないので少しニュアンスが異なると解説している。高所恐怖症の清水宏次朗にとって、シリーズを通じて一番撮影がエグかったのは、本作のクライマックスで、ボタ山のてっぺんから車イスに縛られたまま、柴田グループに突き落とされるシーンだったという。特効から「いざとなったらパッと紐が取れるようにしとくから」と体を紐で軽く縛ると伝えられたのに、本番ではがんじがらめで首しか動かせない状態。崖もかなり急でそこから突き落とされ、もはや拷問。ボタ山のため前輪が埋まり、バランスを取るのが難しく、何度も引っくり返り、3度目で肩を脱臼。救急車で緊急搬送され、病院で肩を入れてもらい、撮影に復帰するもすぐにまた脱臼。清水は「『ビー・バップ』の撮影は本当に悲惨。いつ死んでもおかしくないぐらいの現場だった。他の現場はみんな優しい監督ばかりでしたね(笑)。

清水は車イスシーンに続く危険な撮影が、10分過ぎに女子中学生役の少女隊にトオルや菊永とともに蹴り飛ばされ、牛のアドバルーンにぶらさがるシーンと話し、命綱であるワイヤーは、特効が1本で3トンは耐えられると言い張り、清水「絶対に切れないよな?」 特効「大丈夫、大丈夫」 清水「もう一回聞くぞ、絶対に切れないよな!」 特効「大丈夫!切れないから!」などとやり取りがあり、念入りに確認したにもかかわらず、撮影が終わって吊るされたまま降りてきた時に地面まであと30cmというところで清水のワイヤーだけがプチンと切れたため激怒、「てめえ、この野郎!」と特効を追いかけ回したという。

養豚トラックに轢かれそうになり、ぶただらけのトラック荷台に放り込まれる小沢仁志は「豚のふんまみれになったよ。たまたまお父さん(黒澤満プロデューサー)が現場に来ていて『小沢、お前な、これはイイことなんだぞ』って言うから『何が?』って聞いたら『岩城滉一も前にふんまみれになった(『俺達に墓はない』)。それで、あいつもスターに上がっていったんだぞ』って言われたけど、説得力ねえよ(笑)」などと述べている。

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