サイレンス

サイレンス (1998)

سکوت

タジキスタンの田舎町に母親と暮らす盲目の少年コルシッドは10歳。物を触って音を感じる彼は一人音の世界に生き、美しい音を求めて道に迷うこともしばしば。美しい少女ナデレーは毎日、調律師である彼を楽器職人の工房まで送り届けていた。ある日、コルシッド親子は家賃の滞納で家を追い出されそうになり、母親は親方へ借金を頼むよう彼に言付けるが、バスの中で音楽家の演奏に聞き惚れた彼はまたも仕事に遅れ、とうとうクビになってしまう。

公開日
1998-12-04
TMDB
6.4 / 10 (43)
上映時間(分)
1時間16分
ジャンル
ドラマ, 音楽
監督
محسن مخملباف

キャスト

豆知識

『サイレンス』 は1998年のイラン・フランス・タジキスタン共同制作の映画。監督・製作・脚本はモフセン・マフマルバフ。1998年ヴェネツィア映画祭上院議員金メダル賞受賞。

エピソード

イランでの検閲が厳しかったため、タジキスタンで撮影が行われた。そのため台詞はほとんどタジク語(ペルシア語と実質的に同一言語)だが、母親と釣り人の会話のシーンはロシア語である。

主人公を演じているのは少年ではなく、少女である。監督に物乞いをしてきたほど貧しかったため、出演料がもらえないことを恐れて、撮影が終了するまで隠していた。

映画の中で引用されている詩はオマル・ハイヤームの『ルバーイヤート』の詩である。また、ナデレーが耳にさくらんぼをイヤリングにし、花びらをマニキュアにして踊るシーンはフォルーグ・ファッロフザードの「新たなる生」の一節からヒントを得たものである。

日本語の字幕は重訳のためか、人名の表記に問題が多い。例えば主人公の少年の名は、ペルシア語ではホルシード(خورشید 「太陽」という意味)、タジク語ではフルシェ(ー)ド(Хуршед)に近い発音である。

Wikipediaで続きを読む · テキストはWikipedia、CC BY-SA 4.0。データはWikidata。

おすすめ