ベストガイ

ベストガイ (1990)

オレは、弾丸。

北海道にある航空自衛隊の千歳基地。そこでは最新鋭の戦闘機、F−15イーグルを操縦するのにふさわしい操縦技術と優れた人格を持つ最高のパイロット“ベストガイ”を育成していた。九州から赴任してきた若手パイロットの英男は、かつて自分の兄が飛行中に事故死した際に同乗者を務めていた吉永班長のもと、3週間の特別訓練に挑む。だが領空侵犯機出現を受けたスクランブル出撃で機を捨てて脱出してしまい、自信を失う。

公開日
1990-12-15
TMDB
7.0 / 10 (1)
上映時間(分)
1時間55分
ジャンル
アクション, アドベンチャー
監督
村川透

キャスト

豆知識

  • 撮影地:日本

『BEST GUY』(ベストガイ)は、1990年12月15日に公開された日本映画。航空自衛隊千歳基地を舞台に、基地のパイロットに与えられる最高の称号「BEST GUY」の座を賭けて特別強化訓練に臨むF-15J イーグルのパイロットたちの姿を描いた航空アクション映画。

製作

1988年から原作者の山口明雄と山田洋行ライトヴィジョンの鍋島壽夫が映画化を目指し、航空自衛隊に協力を要請していたが、実現に至っていなかった。これを引き継いだ長谷川安弘ウイングス・ジャパン社長が『ビー・バップ・ハイスクール』で実績のある東映洋画の原田宗親東映配給部長に相談。原作を読んだ原田は、UFOがF-15J イーグルや航空自衛隊に襲い掛かるというSFX物では映画化は出来ないので直しが出来るならやろうと返答し、長谷川と原田の2名で航空自衛隊を訪問した。原田は東映が1976年に製作した『世界の空軍 AIR FORCE'77』に関わり、各地の航空ショーなどを取材した経験があり、上手く作ればヤング層を呼べないだろうかと考えた。山口明雄は自衛隊の出入り企業であるアクセス・イーストという会社を持っており、自衛隊との交渉役を務めた。自衛隊は陸・海・空を含めて志願者が少ないという悩みがあり、空はその中では一番人気があるが、いずれにしろ全体数は足りず、数年来、常に定員に満たなかった。

原田が監督にはエンターテインメント作品という狙いから村川透を、カメラには音声と録音を同時に出来るスーパー16ミリを開発した阪本善尚を起用し、脚本は山口の諒解を取り、村川との協議を経て高田純を起用した。高田への脚本発注は1989年12月で、そこから紆余曲折を経て1990年2月頃脚本完成。シビリアンコントロールの問題があり、政府の内局を取り付けなくてはならず、最初に渡していた脚本と撮影台本が変わったため、事情説明に原田が3度足を運んだ。

主役は映画『湘南爆走族』で東映が見出した役者・織田裕二。『東京ラブストーリー』(フジテレビ)の前だが、1989年の『彼女が水着にきがえたら』で若い女性の間でかなり人気を上げていた。財前直見も人気があり、配役のビデオディレクターにピッタリでないかと、この二人を原田が最初に決め、ほかは村川監督と長谷川プロデューサーが決めた。人選に揉めたのが織田のライバル役で、無名塾の舞台を見て、新人の長森雅人を決めた。

主人公の親族(『トップガン』は父親、本作は兄)も戦闘機のパイロットであったが事故死しており、事故の真相が公表されていない。

墜落事故(『トップガン』はジェット後流の吸入によるエンジン停止、本作は空間識失調)に遭ってスランプに陥り、そこから立ち直る。

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