はらはらなのか。 (2017)
Aspiring child actress Nanoka (Nanoka Hara) hopes to follow in her late mother's footsteps and become an actress. She is more talented and pretty than her rivals, but she finds it difficult to land parts. One day, she hears that a play, which her mother performed, will be staged again. She takes part in the audition to play the lead role which her mother also played.
キャスト
- 原菜乃華 — Hara Nanoka
- 松井玲奈 — Rina
- 吉田凜音 — Rin
- 粟島瑞丸 — Director
- 松本まりか — Marika Hara
- 川瀬陽太 — Naoto Hara
- 水橋研二 — Ooyagi
- 上野優華 — Yuka
- 丸本凛 — Hina
豆知識
『はらはらなのか。』は、2017年4月1日に公開された日本のファンタジー映画。主演は原菜乃華。監督・脚本は酒井麻衣。酒井は本作が商業映画デビュー作となる。
制作
本作はこれが映画単独初主演となる12歳の役者・原菜乃華 (はら なのか) を題材としている。原は本人役として主人公・原ナノカのほか、1人2役を演じた。タイトルの『はらはらなのか。』は「『ハラハラしたナノカちゃん』 (不安定な子役時代) は『。』 (句点=終わり) 」を意味し、今後は自信をもって一人の女優として進んでほしいという願いが込められている。
本作は子役が女優になる成長物語を描いている。酒井は、子供が「大人の世界を垣間見た時のうれしさ、気持ち悪さ」を描き、「大人になるにつれて出てくる嘘、『大人になるってどういうこと』」という疑問に向き合った作品を制作した。また監督・脚本を務めた酒井麻衣にとっても本作は商業デビュー作であるため、「第一線に行きたいという気持ち」を主人公に重ねたものとなった。
本作の原案となったのは原が2015年に主演した舞台『まっ透明なAsoべんきょ〜』である。本作の監督である酒井の作風とこの舞台の世界観が合っているのでは、と本作のプロデューサー直井卓俊が提言した。しかし酒井は舞台をそのまま原作とするのでなく、主人公・ナノカが劇中劇『まっ透明なAsoべんきょ〜』に主演するまでのオリジナル脚本をプロデューサーに提案し、これを実現させた。本作には舞台を制作した演出家・粟島瑞丸も本人役で出演しており、脚本の相談をした。
酒井は2013年の映画『地獄でなぜ悪い』を観て原を気に留めたという。2人が初めて会ったのは2015年11月、当時小学生だった原は酒井が映画監督と知らぬままに食事や会話を楽しんだ。後に映画主演が伝えられ、原はタイトルに自身の名が入っていることへの不安と、本人役を演じることの喜び、そして主演へのプレッシャーを感じたという。原自身も6歳から子役の仕事をしており、大きくなるにつれオーディションに受からなくなる現実に、女優になれないかもしれないという葛藤を抱えており、それを役のナノカに重ね合わせたという。
ロックンロール歌手を目指す生徒会長・凛役には吉田凜音が起用された。吉田の出演作『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』で興味をもった酒井は、歌手活動を行う吉田のライブを観て、その「底抜けのスター性」が主人公の憧れの先輩として適任だと感じたという。吉田自身も酒井の監督映画『いいにおいのする映画』を「素敵な映画」だと思っていたため、オファーを受けた際に歓喜しこれを快諾した。
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