極道の妻たちII

極道の妻たちII (1987)

あんたを、負け犬にはさせない。

まともに組長としての務めを果たせない孝明に代わり、妻の遊紀が重宗組を取り仕切っていた。関西新国際空港の建設予定地が、敵対する河東組により地上げされてしまう。孝明は痴情のもつれから女に撃たれ入院。重宗組は磐城組から家と土地を三億円で譲るよう脅迫を受ける。気弱な孝明は組を売ってしまおうかなどと言い出す始末。遊紀は姉貴分を頼って徳島を訪れ、そこで伝説のヒットマン・木本と出会う。

公開日
1987-10-10
TMDB
7.8 / 10 (4)
上映時間(分)
2時間0分
ジャンル
犯罪, ドラマ
監督
土橋亨
シリーズ
Gokudo no Onna Tachi series

キャスト

豆知識

『極道の妻たちII』(ごくどうのおんなたちつー)は、1987年公開の日本映画。監督は、圡橋亨。主演は、十朱幸代。通称『極妻(ごくつま)』シリーズの第2作目。『極妻』シリーズの主演は、岩下志麻に続いて十朱で2代目。本作では、バブル景気の大阪府を舞台に組の乗っ取りを企てる敵対する組との攻防、1人の元ヤクザの男を巡る2人の女の恋愛模様が描かれている。また、作中では様々な賭博が扱われている。

エピソード

1986年6月30日、東京芝の増上寺広書院(現景光殿)で製作発表会見があった。7月1日クランクイン、8月下旬クランクアップ、9月完成、10月に公開予定との発表他、高岩淡専務が「第一作以上の製作費を投入する」などと話した。

十朱幸代は「自分とかけ離れた役柄ほど扮するのが面白い…等と豪語していた私でしたが、それにしてもどう逆立ちしても、私が極道の妻には見えないでしょう?悪戦苦闘の撮影でした」などと話している。

それまで爽やかな青年役が多かった村上弘明が、初めてヤクザ役、汚れ役に挑んだ。村上は「海育ちの僕の中には、ヤクザ気質というか、血があると思う。それを出したくって仕方無かったんだ。でも今まではそういうキャラクターに巡り合ってなかった。役柄としてはすごく気に入っている」などと話し、ヤクザから足を洗いきれない男の切なさを好演し、この年の日本アカデミー賞優秀助演男優賞を獲得した。

和田アキ子は、かたせ梨乃の娘役が受験する小学校の先生役(面接官)で17年ぶりに映画出演。「アタシが極道やったらシャレじゃなくなるから」と最初は出演オファーを断ったが、東映にしつこく口説かれ「ゴクドーじゃない役なら」という条件を出して出演を承諾した。主題歌「抱擁」も歌い、同年の第38回NHK紅白歌合戦(和田が紅組司会も担当)にて紅組のトリを飾った。

円浄順子が演じた藤森蓮子役は、当初はAV黎明期のレジェンドの一人である黒木香がキャスティングされていたが、黒木サイドから出演キャンセルの申し入れがあった。黒木が一般映画で演技する唯一のチャンスであったかもしれない。

Wikipediaで続きを読む · テキストはWikipedia、CC BY-SA 4.0。データはWikidata。

おすすめ