ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!

ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! (2014)

「調子づかせると手強い」という前評判にも関わらず、サンダース大付属高校に勝利して勢いづく大洗女子学園にあっさりと敗北したと思われたアンツィオ高校―。だが、その裏には知られざる熱闘があった。アンツィオ高校の隊長アンチョビは大洗女子学園との全国大会二回戦を前に、メンバーに檄を飛ばしていた。アンチョビによれば、対大洗女子学園の秘策があるという。少ない予算をやりくりし、倹約して貯金を重ね、ついに秘密兵器・イタリアの重戦車P40を購入したのだ。一方、大洗女子学園ではアンツィオ高校が新型戦車を導入したという情報は掴んでいたものの、その正体までは把握していなかった。そこで、優花里がアンツィオ高校に潜入して―。

公開日
2014-07-05
TMDB
6.1 / 10 (21)
上映時間(分)
38分
ジャンル
コメディ, アニメーション, アクション
監督
水島努

キャスト

豆知識

  • 興行収入:¥3400万

『ガールズ&パンツァー』 は、アクタス制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品、および、これを原作としたメディアミックス作品。2012年10月から12月までと2013年3月に放送された。全12話+総集編2話。略称は「ガルパン」。『World of Tanks』の日本語版サイトなど、世界各国向けのサイトでは「GuP」が用いられる。

製作

アクタス社長の丸山俊平は、バンダイビジュアルの湯川淳に本作の製作を相談したところ、湯川から「旬なクリエイターを一人連れてこい」という条件を提示された。丸山は伝手をたどってミリタリー雑誌『MC☆あくしず』への連載などで知られる島田フミカネを紹介してもらう。丸山は先輩アニメーターから「本格的な戦車ものはコストに見合わないからやってはいけない」という言葉を受けていたが、アクタスとしてここまで確たる成果が出ていなかったこともあり、戦車を題材にすることが決まって以降は「アクタスと自分にとって最後の作品になる」という気持ちで臨んだと語っている。

監督の水島努は企画を受け取った際、戦車と女子高生という両極端な組み合わせに興味を持ち、監督を引き受けた。そこへシナリオライターとして吉田玲子が加わり、アイデアを出し合った。戦車同士の戦いを戦車道という女性向けスポーツとして描くアイデアは、戦争の道具である戦車から戦争の雰囲気を取り払う目的で提案されたものである。

企画立ち上げ当初、「戦車道弱小校」と「学園艦」という設定だけが決まっていた段階では、雪と山が多いために戦車を動かすことが難しい山陰地方の港町を舞台にする予定であった。しかし山陰は東京からロケハンを行うには遠すぎるため、港町で東京からも遠くない大洗町に白羽の矢が立ち、ロケ地探しの便宜を大洗町に依頼する。この時、制作側と大洗町側は「このアニメで町(地方公共団体)を巻き込まない」「経済効果の話をしない」と約束している。過去に行政が主体となってアニメで町おこしをしてトラブルが起きたケースがあること、確実にヒットするという保証がどこにもないこと、ヒットしてもブームが過ぎれば水泡に帰すこと、そして劇中のこととはいえ、戦車によって街が破壊されることが理由である。杉山は公式ツイッターアカウントで、訪問者にルールとマナーを守るよう常に呼び掛けている。その一方で杉山は、地域住民はファンを「ガルパンさん」と呼んでおり、ファンのマナーは良い、と主張している。

登場人物のうち、カメさんチーム(生徒会チーム)のメンバー構成について、キャラクター原案の島田フミカネは「某ギャグアニメの悪役トリオをモデルにした」と語っている。

劇場版で本格的に登場した継続高校はフィンランドをモチーフとしており、校名は継続戦争に由来している。水島はフィンランドに対して「静から動へ」というイメージを抱くと同時にあこがれを抱いており、いつかは登場させたいと考えていたものの、時間の都合からテレビアニメ版に登場させることはできなかった。劇場版制作にあたり、水島自身は継続高校を影の主役と位置付け、隊長のミカに物語冒頭と最後のセリフを与えている。また、水島はフィンランドの民俗楽器・カンテレについても以前から知っており、最初の段階から劇中に取り入れることを考えている。

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