大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE (2009)

ウルトラ一族でありながら暗黒の力に魂を奪われ“光の国”で反乱を起こして数万年前に宇宙の牢獄に閉じ込められたウルトラマンベリアルが脱獄してしまう。100体を超す怪獣を操って暴れ回り、M78星雲に壊滅的な打撃を与えるウルトラマンベリアルを倒すため、ウルトラマンメビウスが怪獣使いのレイとともに立ち上がる。

公開日
2009-12-12
TMDB
7.8 / 10 (24)
上映時間(分)
1時間36分
ジャンル
アクション, アドベンチャー, サイエンスフィクション, アニメーション
監督
坂本浩一
シリーズ
ウルトラマンゼロ シリーズ

キャスト

豆知識

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』 は、2009年(平成21年)12月12日にワーナー・ブラザース映画の配給にて公開された、円谷プロダクション製作の特撮映画作品。渋谷東急、新宿ミラノ、新宿武蔵野館、シネリーブル池袋他全国にてロードショーされた。監督は坂本浩一、脚本は岡部淳也、樫原辰郎、小林雄次。

製作

本作品は円谷プロダクションがTYOグループ参画後に製作された初の映画作品でもあり、配給元が長らくウルトラシリーズの映画を配給してきた松竹からワーナー・ブラザース映画へ変更されたほか、アメリカとニュージーランドを拠点に活躍してきた坂本浩一が日本で初めて監督を担当するなどスタッフを一新し、世界水準を目指して製作された。特撮シーンもプロデューサーの岡部淳也率いるビルドアップを中心に製作され、背景がフルCGによる制作や、「人間vs人間サイズの宇宙人の近接戦」がワイヤーアクションなどを活かして幅広く行われるなど、従来のシリーズ作品とは異なる画作りがなされている。特殊造形を担当した品田冬樹が後年に明かしたところによれば、これらの作風は当時の岡部が内山まもるの漫画『ザ・ウルトラマン』を強烈に標榜しており、岡部から同作のように作って欲しい旨の注文を受けたためであるという。

『ウルトラマンタロウ』で初登場し、『ウルトラマンメビウス』でも抽象的に描かれた光の国の設定を改めて整理し、以降の作品に繋げるためにしっかりと光の国を描く必要があったという。光の国に敵が攻めてくるため、光の国にいても違和感のないウルトラマンを全員出したい、というリクエストがあり、坂本はスーパーバイザーとして付いていた渋谷浩康とのやり取りで、設定上出せるウルトラマンを選定していったという。また、光の国以外のウルトラマン代表として、『ウルトラマンダイナ』最終回の流れから宇宙のどこにいても設定上問題ないウルトラマンダイナが選ばれた。

本作品の企画は『超ウルトラ8兄弟』公開前の2008年8月から開始されており、その時点からゼロやベリアルの登場、光の国を舞台とするという基本的部分は決定していた。

坂本が監督に起用されたのは、当時の円谷プロ副社長だった岡部の意思によるもので、2人は20代の時にアメリカで知り合ってからいつか一緒に仕事をしたいと話をしていた。岡部は本作品をどんな年齢層でも楽しめる作品にしたいと同時に、ウルトラシリーズだからこそできる新たなアクションや演出を盛り込みたいと考えており、ハリウッドで多くのアクション作品を担当していた坂本なら喜んで引き受けるだろうと信じていた。坂本が『パワーレンジャー』の撮影でニュージーランドに滞在していたため、岡部は現地へ会いに行って話を決めた。

当初は『超ウルトラ8兄弟』のラストを踏まえ、ウルトラマンティガやウルトラマンガイアも登場させる案が存在していた。また、当初の脚本ではウルトラ兄弟が入り乱れての大乱闘が描かれていたが、坂本が各ウルトラ戦士にファン向けの見せ場を作りつつベリアルの強さを見せようと要所要所で再構成した結果、ブルース・リーの映画『死亡遊戯』をイメージしたものとなり、各ウルトラ戦士ごとにアクションも変えてテンポを速くしたという。

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