仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

時代が終わる。すべてがはじまる。仮面ライダーを愛してくれたあなたへ ― あなたの記憶に、彼らは生きているか。

高校生活を過ごす常磐ソウゴ / 仮面ライダージオウを明光院ゲイツ / 仮面ライダーゲイツとツクヨミが追いかけていた。その途中、アナザーデンライナーが墜落、その中からアナザー電王が出現した。しかし、ソウゴはジオウとしての記憶を無くしていたが、偶然取り戻しゲイツと共にアナザー電王に立ち向かう。 同じ頃、1人の少年シンゴを襲うアナザーWに桐生戦兎 / 仮面ライダービルドと万丈龍我 / 仮面ライダークローズが応戦。その途中、前の世界の記憶を失ったはずの猿渡一海 / 仮面ライダーグリスと氷室幻徳 / 仮面ライダーローグが加勢する。戦いの後、幻徳は突然戦兎たちのことを、ツクヨミはソウゴたちのことを忘れてしまう。 一方、ソウゴは仮面ライダーが大好きな少年、久永アタルと出会う。だが、アタルは謎のイマジン、フータロスと契約していた。 アナザー電王、アナザーWを裏で操っているスーパータイムジャッカーのティードが「仮面ライダークウガから始まった平成ライダーの歴史が今、終わりを告げる」と宣言し暗躍を始め、シンゴを狙っていた。そして、シンゴを保護した戦兎は、ティードに洗脳されてしまう。

公開日
2018-12-22
TMDB
6.2 / 10 (31)
上映時間(分)
1時間40分
ジャンル
アクション, アドベンチャー, サイエンスフィクション, ファンタジー, ドラマ, コメディ
監督
山口恭平
シリーズ
仮面ライダー平成ジェネレーションズ シリーズ

キャスト

豆知識

  • 原作:仮面ライダービルド、仮面ライダージオウ

『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』 は、2018年(平成30年)12月22日より東映系で公開された日本の映画作品。監督は山口恭平、脚本は下山健人。平成年間に制作・公開された最後の仮面ライダー映画でもある。「平ジェネFOREVER」と略されることもある。

制作

監督の山口は、『ビルド』のテレビシリーズ撮影終了後にVシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』(2019年)を経て本作品に参加した。山口は、脚本の下山や東映プロデューサーの白倉伸一郎が記念作品であることから気合を入れており、本作品での脚本は10稿以上におよんだことを証言しているほか、こだわった要素として仮面ライダーの特徴であるバイクとキックを挙げている。バイクは一部を除いて主役ライダーのマシンを実車で登場させており、早い段階で整備を依頼して実現に至った。キックは以前の映画のような一斉にキックを放つのではなく、各ライダーが個々にキックを放つ、キック技を持たないライダーは共通点が多い他のライダーとまとめる形をとっており、個々の持ち味を強調している。

企画段階でのアイディアは全くなく、さまざまなことを検討していくうちに、「平成仮面ライダー史」という物語の構想もあったが、フィクションの世界の歴史を描くこととなってしまい現実の「平成」とリンクしていないことになること、また仮面ライダーを支持していた視聴者がいたからこその平成仮面ライダーの歴史であることから、平成最後と銘打った本作品はストーリー的に矛盾しようが、「平成仮面ライダーがファンや観客のほうを向いている」というメッセージを持つこととなり、メタフィクション的な要素の作品にすることによって観客内での現実というものの中で、仮面ライダーという作品がどういう意味を持ち得たのかを考え方のベースにしている。

メタフィクション構造とした理由について、白倉は「平成仮面ライダー」という括り自体が現実世界から観た分類であるため、それを扱う作品はメタにならざるを得ないと述べている。また、白倉は同じメタフィクション作品であった『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』(1999年)が前例としてあったからできたというが、同作品には別世界のウルトラマンを共存させるためで現実世界というギミックが用意されていたのに対し、本作品のテーマについては、平成ライダーを総決算するにあたって「東日本大震災の時にオーズまでの仮面ライダーは何をしていたのか」ということを切り離すことはできず、「現実の津波や原発事故に対して何もしてくれなかった。

本作品の裏テーマとして、仮面ライダーが実在するフィクションの世界ではなく、平成仮面ライダーシリーズという概念が存在し、テレビで放送されている現実世界そのものに近い世界を舞台としているが、先代クウガとイマジン、ティードが存在しており、フータロスによってテレビの世界の仮面ライダーや怪人が各作品の世界から現れるというメタフィクション構造となっている。したがって、作中の現実にクウガは存在しないが、先代クウガは歴史に存在しており、ティードがその力を得てアナザークウガになることで現実にライダーを創り出し、虚構に存在するライダーを消滅させるものとなった。

ティード役の大東駿介は、東映プロデューサーの大森敬仁による推薦で起用された。プロデューサーの理想のキャスティングをリストアップした中で一番上に記述してあったのが大東であり、本人に「ラスボスです」と言ったところ、快諾したという。また、フータロスの声を務めた滝藤賢一もティード役の大東同様、理想のキャスティングで選出された。アタル役の福崎那由他とシンゴ役の斎藤汰鷹はオーディションで選ばれ、山口は「二人とも他の候補者とは特に輝きが違った」と述べている。

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