野獣狩り (1973)
大都会の死角に弧を描いてぶちこむグループ「黒の戦線」の革命犯罪!
銀座に巨大ビルを構える国際企業の社長が“黒の戦線”と名乗る謎のグループに誘拐された。革命を標榜し、目的の見えない犯人たちに翻弄され続ける捜査陣。凶悪犯人への激しい怒りと、はかどらない捜査に焦りを感じる捜査一課の刑事・舟木明は、己の危険を顧みず犯人を追跡する。
キャスト
- 藤岡弘、 — Akira Funaki
- 伴淳三郎 — Chôtarô Funaki
- 渚まゆみ — Miyako Aoyama
- 富川澈夫 — Masaya Ayakôji
- 山口嘉三 — Kô Hanamori
- Kazutaka Sugawara — Satoru Haraguchi
- 中村まり子 — Yasuko Komori
- 稲葉義男 — Onimaru
- 加藤和夫 — Dan
- Jun'ichirô Oki — Aoi
- 梶哲也 — Kurosaki
- 鈴木治夫 — Recorder
豆知識
『野獣狩り』(やじゅうがり)は、1973年(昭和48年)に東宝系で公開された日本映画。主演は藤岡弘。併映は『日本侠花伝』。
エピソード
『仮面ライダー』以降、出演オファーが殺到していた頃の藤岡弘主演作。この作品の直後、『日本沈没』に主演し、この後、数年にわたって東宝映画の若手スターとして活躍する。
雑誌インタビューによると、藤岡本人はかなりこの作品を気に入っている様子で、「スタッフ・キャストが一丸となり、最高の仕事ができた」とのこと。
諸般の事情でDVD化されていなかったが、脚本家の君塚良一が『踊る大捜査線』執筆のときにこの映画を参考にしたというエピソードが広まり、その後よみうりテレビや日本映画専門チャンネル等で放送。2011年3月にようやくDVD化された。
藤岡とこの作品の主要スタッフが再度結集してつくられたのが1974年の『野獣死すべし 復讐のメカニック』である。本作品は翌年の『野獣-』、ドラマ『白い牙』、1975年公開の映画『東京湾炎上』などと共に、ファンから「隠れた代表作」との声も上がっている。
撮影監督の木村大作はその後、映画『誘拐』(1997年)の撮影にも参加しているが、刑事が鞄を持って銀座を疾走する場面は、この作品を彷彿とさせる。
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