強盗放火殺人囚 (1975)
Hiroki Matsukata plays Ogata, an Osakan restaurant worker that gets sent to prison for murder. The film details his subsequent attempts to escape. It's the third and final entry in the "Hiroki Matsukata Toei Jailbreak Trilogy" following Escaped Murderer from Hiroshima Prison (1974) and Riot in Shimane Prison (1975), both directed by Sadao Nakajima.
- 公開日
- 1975-12-06
- 上映時間(分)
- 1時間36分
- 監督
- 山下耕作
キャスト
豆知識
『強盗放火殺人囚』(ごうとうほうかさつじんしゅう)は、1975年の日本映画。主演:松方弘樹、監督:山下耕作。東映京都撮影所製作、東映配給。
製作
企画、及びタイトル命名は、岡田茂東映社長。当時岡田が漢字の題名を先に考え、出来たタイトルで映画を作れと現場に指示していた。『資金源強奪』や『北陸代理戦争』等も同じく、岡田が題名を先に付けたものだという。岡田は、製作費を注ぎ込んだ1975年夏の超大作『新幹線大爆破』がコケると陣頭指揮宣言をし、「東映本来の原点に還り、独自のカラーを強調したアクション、プラスお色気ものを並べる」などと、"不良性感度映画"の再投入を表明した。1975年8月27日に東映本社で行われた記者会見で、岡田社長より1975年10月~12月の確定番組について発表があり、確定番組として「松方弘樹出演による11月二週は『脱走無期殺人囚』『激突! 合気道』」と説明があったため、1975年8月時点では『脱走無期殺人囚』が本作の予定タイトルだった。また夏の時点では、三億円事件の時効成立に合わせて公開予定だった『実録三億円事件 時効成立』の公開が前倒しされ、本作が後ろにずらされた。
脚本の高田宏治が『大阪脱獄囚 非常線突破』いう題名で本を書いてたら、岡田社長が題名を『強盗放火強姦殺人囚』という酷い題名に変えた。岡田は品の悪い題名ほど客が来ると思い込んでいるから始末に負えない。岡田が「どうしてもこの題名で脚本を書け」と高田に無理強いするので、それならこの題名を逆手に取って、大いに笑えるようなものを作ってやろうと思いついたという。このため凶々しい題名のわりには、前2作と比べると大人しい内容になっている。三分の一あたりから松方弘樹と若山富三郎のバディムービーのようになり面白い。これは本作の2年前に日本で公開されたアメリカのロードムービー『スケアクロウ』からの影響と高田が話している。
松方弘樹は当時モデルとして人気のあったジャネット八田に執心で、『週刊ポスト』の連載「松方弘樹の突撃対談」でもジャネットをゲストに招き「『暴動島根刑務所』の相手役に」と熱心に口説いたが、東映でセックスシーンもある役と聞いて「私の趣味じゃない」と拒否された。簡単には諦めない松方は続く『暴力金脈』でも相手役にジャネットを口説いたが、これも拒否され池玲子に。松方のあまりのしつこさに本作でとうとう相手役を承諾した。ジャネットはこの年の神代辰巳監督『櫛の火』に出演して話題となっていたが演技は下手だった。また五十嵐めぐみは、森田めぐみ名義で松方に犯されそうになる令嬢役として出演しヌードを披露している。
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