LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-

LAIDBACKERS-レイドバッカーズ- (2019)

むかし勇者、今ニート だけど時々ホンキだす。

祖母の駄菓子屋を継ぐため、京都に引っ越してきた美大生・本天沼久美。だが、空き家だったはずの駄菓子屋には、ハラミ・K・舞の三人の少女と犬一匹が住み着いていた! なんと、ハラミたちは魔王を追って、剣と魔法の世界からこちらの世界へ転生してきた勇者達だったのだ! しかし、転生の影響で力を失った彼女たちは普通の人となり、しかもリーダーの姫騎士アーネリアは犬の姿に変わり果てていた・・・。身寄りも常識もない彼女たちを追いだすこともできず、久美はおかしな仲間たちと同居をすることに。元の世界での使命感からも開放され、平和な世界にも馴染みはじめ、それぞれが自由気ままに暮らしていたある日。力を失い、小学生となった、元魔王・らんが彼女たちの前に現れ、こう告げた。「私と一緒に、魔王の欠片を集めてもらえませんか?」

公開日
2019-04-05
TMDB
5.5 / 10 (2)
上映時間(分)
1時間0分
ジャンル
アニメーション, コメディ, ファンタジー
監督
橋本裕之

キャスト

豆知識

『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』とは、2019年4月5日に公開された中編アニメーション映画。監督は橋本裕之。配給はクロックワークス。

製作

2016年頃、上江洲誠と「フライングドッグ」、「Studio五組」による本作の構想・企画がスタート。それまでシリアスな作品制作が続いたため、次は明るく楽しい内容がいいと上江洲が感想を漏らしたところ、実際作ってしまおうと軽いノリで決定された。当初は『じゃりン子チエ』のようなコメディをイメージし、具体的な案として『NieA_7』、『ラブやん』が挙がっていた。ジャンルとして日常系コメディをやりたかったと話す上江洲は、日常ドラマのテンポに『仮面ライダー響鬼』を参考にしているともインタビューで話した。また「外国人から見た日本」を「異世界人から見た現代日本」に置き換えそのギャップをコメディとして題材にしている。なお、上江洲はストーリーを考えるにあたり、派手さを押さえた日常系というジャンル故に、正解を悩んだと話す。その後、映画として公開されることが決まりクライマックスのバトル展開を考え直した。もしTVシリーズであったら、ずっと駄菓子屋から出ないような何も起こらないドラマにしていたと述べている。

監督へは、本作の原案が出来てから当時演出だった橋本裕之を抜擢、その理由について上江洲は、自分の疎い美少女に強いイメージがあるためと、バトルシーンの巧みさを挙げている。橋本は、まさか自分が監督だとは思っておらず、初めアルバイトとして誘われていたことをインタビューで明かした。後に作品を見てみたいと思わせる「引っかかり」を模索していた際、当時「疲れたOL」設定だったらんを小学生に変貌させたのは橋本の手腕である。また異世界から来たキャラクターに関して「帰る」というエンディングを想像させないよう、終わりを決めず、自由な主人公たちにしたと橋本、上江洲は述べている。

本作のキーとなるキャラクター原案には、上江洲がファンでもあった、現代的でお洒落でありギャグを理解している絵描きとして鈴木次郎が推薦された。鈴木はそのころ女子向けに男子ばかり描いていたため、女子を描くことに不安があったが「でも逃したくない」と承諾し、上江洲は初めての打ち合わせ時に鈴木の着ていた『ラブやん』のTシャツに運命を感じたという。鈴木もまたスムーズに仕事出来たと語っており、特にアーネリアに関し「誰にでも描けるアイコン的デザインは難しい」と橋本と上江洲は高く評価している。

メインキャストの日高、茜屋、大地の3人はオーディション、内山は脚本の上江洲からのオファーを経て出演が決まった。

上江洲は『蒼き鋼のアルペジオ』に登場するキリクマを演じていた内山の芝居に心を打たれ、出演への打診を決めている。他のキャストはすべてオーディションだが、そのほとんどは橋本らの想像通りに決まったとインタビューにて明かされた。特に久美役の花守ゆみりは、普段の芝居では求められない「部屋でゴロゴロしているような」普通の声が決定打となっている。橋本は『魔法少女育成計画』のラジオで花守がしゃべる普段の声にイメージを見出し、上江洲は『ラディアン』での演技に惹かれ、結果花守史上一番のリアル声になったと評した。

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