マックス、モン・アムール

マックス、モン・アムール (1986)

Max mon amour

パリのイギリス大使館で要職にあるピーターは妻のマーガレットや息子と幸福な生活を送っていたが、最近、マーガレットが毎日家を空けるようになった。妻の浮気を疑い、探偵に調査させるピーター。 マーガレットは部屋を借り、姿を現さぬ誰かとそこで過ごしているらしい。部屋に踏み込んだピーターは、彼女がマックスという名のチンパンジーとベッドを共にしているのを見て驚愕する。動物園で眼と眼が合ってお互いに惹かれ合い、引き取ったと話すマーガレット。

公開日
1986-10-22
TMDB
5.8 / 10 (39)
上映時間(分)
1時間37分
ジャンル
コメディ, ロマンス
監督
大島渚

キャスト

豆知識

『マックス、モン・アムール』 は、1986年制作のフランスの恋愛映画である。 タイトルはフランス語で「愛しい人マックス」の意(正確な読みは“マックス、モナムール”)。本作は、人間の女性とチンパンジーとの恋愛を描いた異色の作品であり、チンパンジーは本物とリック・ベイカーが製作したダミーが併用された。

制作

本作の企画はルイス・ブニュエルの監督作に脚本家として参加してきたジャン=クロード・カリエールのアイデアがもとになっており、ブニュエルの作品をプロデュースしてきたセルジュ・シルベルマンの提案によりスタートした。

樋口尚文が記した『大島渚のすべて』によると、初期案ではマックスが殺害される結末も考えられたが、人間とサルの関係性を描くことにこそドラマがあるという大島の判断から、最終的には採用されなかったとされている。

生前大島は、キャスティングに関して「一に素人、二に歌うたい、三四がなくて、五に映画スター。六七八九となくて十に新劇」という考え方を示していたとされており、たとえば『戦場のメリークリスマス』には、演技における「素人」である坂本龍一やビートたけし、「歌うたい」であるデヴィッド・ボウイが起用されている。

一方、本作においては「映画スター」に相当するシャーロット・ランプリングや、ヨーロッパ映画界における「新劇」俳優たちが起用されている。

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