女番長ブルース 牝蜂の逆襲 (1971)
In the 1970s, the Japanese youth emancipation also found its way into the yakuza (crime) societies. A Girl Boss may have a choice between bikes, and between boyfriends. But she has to defend her choices the hard way, as her triumph and power over the girls' gang is questioned by her female rivals, and the all powerful Yakuza Boss. She inspires loyalty to her girls, and to men to the extent of many of them literally giving their lives for her - in a world of knife and gun fighting, bike and car chasing, and violent death.
キャスト
- 池玲子 — Girl Boss
- 賀川ゆき絵 — Girl Boss's rival
- Shinsuke Taki — Girl Boss's rich boyfriend
- 宮内洋 — Girl Boss's yakuza boyfriend
- 安部徹 — Yakuza Boss
- 天知茂 — Hitman
- 杉本美樹 — Mayumi
- 池畑慎之介 — Singer
豆知識
『女番長ブルース 牝蜂の逆襲』 は、1971年に製作された日本映画。鈴木則文監督、池玲子主演。東映京都で全7本が製作された大型ポルノ女優・池玲子主演「女番長(スケバン)シリーズ」第1作。
製作
企画は岡田茂東映社長。1971年、鈴木則文と天尾完次プロデューサーがスカウトした池玲子を面接した岡田は、即決で「主演をやらせろ」と命令した。『温泉みみず芸者』で主演女優デビューとなった無名の新人女優・池玲子を、何とか売り出したいと考えた天尾は、苦し紛れに「衝撃のポルノ女優池玲子」とキャッチフレーズを付けた。これが"ポルノ"という言葉の誕生であるが、『平凡パンチ』が興味を示して密着取材すると、芸能マスコミが喰いつき、"ポルノ女優第1号池玲子"に取材が殺到、ポルノという言葉が各メディアに氾濫した。"不良性感度"を東映映画の座標軸とする岡田茂は『温泉みみず芸者』公開後、その新路線としてすぐさま"ポルノ女優第1号池玲子"の主演第2作製作を決定する。天尾と鈴木に担当を命じ、「丁度、季節は真夏に入るから、海水浴場を取り入れ、ピチピチといきのいい十代の不良少女の奔放なズべ公ぶりを描くこと、題名は『牝蜂の逆襲』」と指示した。
皆川は映画になる当てもなく、習作の一つとして東京の友人から先の話を聞かされ、既存の不良たちとは接点を持たず、オートバイに乗る女の集団を取材し、シナリオを書いた。シナリオを天尾に読んでもらった後、『温泉みみず芸者』に助監督に就き、先述のように池主役の次回作が決まったとき、この皆川のシナリオが採用され、皆川と鈴木とでシナリオを練って最終稿ができた。当時、助監督の習作シナリオが映画化される例はほとんどなかったが、皆川が天尾に気に入られていたため採用に至った。池の役名が「玲子」なのは偶然で、池の出演が決まる前に皆川が「玲子」という主人公でシナリオを書いていた。原案としてクレジットされている「小山裕久」は『東映ゲリラ戦記』では「京都の学生を中心としたライダーグループのヘッド」と説明されているが、皆川の親戚という。
スケバンが仁義を切るシーンは実話でなく、ヤクザ映画から頂いたものである。裸の女をバイクに乗せて6台が並走、走りながらインサート、イッたらその場でストップ、そこまでの走行距離で勝負というオートバイセックス(オートバイレース)は実話であるが、先の新宿で取材した集団がやっていたのではなく、小道具のスタッフからそういう状態のまま走ったという話を聞いた皆川が、膨らませて取り入れたもの。鈴木とのシナリオ作りはいろいろなアイデアが出たという。
鈴木のもとで脚本や助監督を務めた映画監督の関本郁夫は、先のオートバイセックスに関して「いかに商売として成立するかをあざとく、臆面もなくやる人なんだよ」と鈴木を評している。
スケバンという現象がまだ現れる前のため、実際の不良のファッションではなく、皆川がそれぞれのキャラを設定して女優とデパートに行って服を選んだ。また、私物にいい服を持っている場合はそれも使った。
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