スペシャルアクターズ

スペシャルアクターズ (2019)

超能力ヒーローが活躍する大好きな映画を観てため息をつく売れない役者の和人。ある日、和人は数年ぶりに再会した弟から俳優事務所「スペシャルアクターズ」に誘われる。そこでは映画やドラマの仕事の他に、依頼者から受けた相談や悩み事などを役者によって解決する、つまり演じることを使った何でも屋も引き受けていた。そんなスペアクに、”カルト集団から旅館を守って欲しい”という依頼が入る。ヤバ目な連中相手に計画を練り、演技練習を重ねるスペアクの役者たち。しかし、和人にはみんなに内緒にしている秘密があった。極限まで緊張すると気絶してしまうのだ。あろうことか、このミッションの中心メンバーにされた和人。果たして、和人の運命やいかに!?

公開日
2019-10-18
TMDB
6.5 / 10 (11)
上映時間(分)
1時間50分
ジャンル
コメディ
監督
上田慎一郎

キャスト

豆知識

『スペシャルアクターズ』 は、2019年製作の日本の映画。監督・脚本は上田慎一郎。

製作

2017年11月、ENBUゼミナール・シネマプロジェクト第7弾の上映会で上田慎一郎監督作『カメラを止めるな!』を観た松竹ブロードキャスティングの深田誠剛が、オリジナル映画プロジェクトの監督に上田が適任だとしてオファーをかけ、もともと深田のことを知っていたこともあり上田はこのオファーを承諾。すぐに企画が始動するはずだったが、翌2018年に『カメラを止めるな!』がロードショー公開されると異例の大ヒットを記録したことにより、監督の上田自身も宣伝活動に奔走していたため、本作のプロジェクトになかなか着手できなかった。

2018年12月にようやくオリジナル映画プロジェクト第7弾の企画が始動。ワークショップの開催を告知し、出演者の公募を行うと、全国から1500通超の応募があった。監督の上田は妻のふくだみゆきとともに書類選考を行い、200名まで絞り、翌2019年1月のオーディションで50名にまで絞った。2月上旬に25名ずつに分けてワークショップ形式のオーディションを実施し、最終的に15名の役者を選出してワークショップを行った。

選出された役者15名は、10年間で3本の役者活動しか行っていない者(大澤数人)や『カメラを止めるな!』のファンというだけの演技未経験者のOL(津上理奈)、テレビの再現ドラマで監督の上田を演じた役者(原野拓巳)など様々であり、殆どがまだ無名の役者であった。なお、選出にあたり、『カメラを止めるな!』で活躍した役者は応募してきていても書類選考の時点で落としており、他には、演技がある程度できるといった人物も落としたという。また、最終的にメインキャストとされるのは18名となったが、そのうち宮島三郎、山下一世、広瀬圭祐の3名は、選出された15名の役者ではない。但し、ワークショップ形式のオーディションに参加した50名のうちの3名であり、その中から追加で選出された形となる。そのほかのキャスト(レスキューマン役・ド・ランクザン望など)もその段階まで選考されていた役者を中心に起用している。

松竹BCのオリジナル映画プロジェクトは作家性を意識したもので、脚本も監督を上田が担当することになっており、オーディションで選んだ15名の個性を元に当て書きする形で脚本を執筆。当初は5人の冴えない超能力者を主人公としたSFアクション映画として脚本を書いていたが、予算の都合やプレッシャーから頓挫し、脚本の初稿をキャストに渡す当日に全て白紙に戻すことを告げた。キャスト15名全員が上田に脚本づくりに協力する形で企画会議に参加し、各人の提案したアイディアを取り入れ、4月に現在の形のプロットが完成し、同月16日に脚本初稿が完成。「プレッシャーで気絶しそうなる日々を送っていた」という上田の経験から、主人公の気絶癖設定は5月7日の決定稿で加わった。

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