クレージーの無責任清水港

クレージーの無責任清水港 (1966)

クレージー・キャッツ主演の「クレージーシリーズ」。おなじみ清水の次郎長ものをネタにした爆笑喜劇。清水港に流れ着いた風来坊、追分の三五郎の特技は、ホラ吹き剣法にいかさまギャンブル、おまけに歌もめっぽうイカすという仁義知らずの無責任男。ふとしたことから森の石松と意気投合した三五郎は、赤字続きの次郎長親分一家の救世主となるのだが・・・!

公開日
1966-01-03
TMDB
7.0 / 10 (1)
上映時間(分)
1時間34分
監督
坪島孝

キャスト

豆知識

『クレージーの無責任清水港』(クレージーのむせきにんしみずみなと)は、1966年に制作されたクレージーキャッツ主演作品。「時代劇シリーズ」第3作で、「無責任」の文字を冠した最後のクレージー映画。なお本作のタイトルは予告編やポスターでは『クレージーの無責任清水港』だが、本編では『無責任清水港』となっている。

エピソード

坪島監督によれば、会社からいきなり脚本を渡され、「スタッフももう準備してるから、君これを撮ってくれないか」と依頼されたとのこと。しかもその脚本は、三五郎と石松が出会う牢屋の場面の途中までしか書かれていなかった。また、クレージーキャッツのスケジュール上、(通常30~35日かけて完了する)撮影に割ける時間は20日間、というハードなものだった。

脚本が完成せず、その日撮影するシーンの脚本が当日の朝届く、といった状態のまま撮影は進められたが、クランクアップの一週間前に脚本の最後の部分が届き、確認したところ、クレージーの一員である犬塚弘の演じる役が存在しないことが判明。衣装の用意も無かったため、あわてて“追分の三四郎”という、衣装の流用のきく偽者の役をこしらえたとのことである。

結局、撮影終了まで(正式なタイトルが表紙に記され、すべての場面が載っている)完成した形の脚本は存在せず、坪島監督も正式なタイトルをハッキリと把握しないまま制作は進み、『無責任清水港』のタイトルのまま作品は完成。試写の際に「クレージーの」が抜けていることに、スタッフ全員がようやく初めて気づいたという。

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