そよかぜ

そよかぜ (1945)

レビュー劇場の照明係で歌手志望の少女みち(並木路子)が楽団員たちに励まされ、やがて歌手としてデビューする「スター誕生」の物語。

公開日
1945-10-11
TMDB
7.0 / 10 (1)
上映時間(分)
1時間0分
ジャンル
ロマンス, 音楽
監督
佐々木康

キャスト

豆知識

『そよかぜ』は、1945年(昭和20年)10月11日に公開された日本映画。松竹大船撮影所製作。監督は佐々木康。この映画の主題歌及び挿入歌である「リンゴの唄」は大ヒットとなった。

製作の背景

戦後、NHKの中に置かれたCIEは文化政策を担当していたが、歌舞伎や浪曲や芝居などは封建国粋主義だと圧殺する一方で、戦時中は禁止されていた軽音楽やジャズなど、アメリカやイギリスの音楽を半強制的に持ち込む一面もあった。

このような時世において映画業者もどのような映画を作ったら良いのか思案に暮れていたが、楽しい映画を作るしかないと考えた松竹は、1945年の8月上旬に企画していた「連日の空襲で意気阻喪している日本人に、せめて映画を観ている間ぐらいは連夜の恐怖を忘れさせるような明るい映画」を改めて企画に持ち込んだ。その脚本は、岩沢庸徳が戦時中に書いていた戦意高揚映画『百万人の合唱』の脚本を作り変えたものであった。

音楽はサトウハチローと万城目正に依頼したが、監督の佐々木が早撮りで有名なこともあって、映画の撮影に主題歌が間に合わなかった。そのため、並木はリンゴ畑で歌うシーンの撮影時は「丘を越えて」を歌い、アフレコ時に「リンゴの唄」を吹き込んだ。このような過程を経て制作された末にCIEの検閲をパスし、映画の公開に至った。

Wikipediaで続きを読む · テキストはWikipedia、CC BY-SA 4.0。データはWikidata。

おすすめ