太陽の子

太陽の子 (2021)

僕らは、未来を作っていると思ってた―

1945年の夏。軍の密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室の若き科学者・石村修(柳楽優弥)と研究員たちは原子核爆弾の研究開発を進めていた。研究に没頭する日々の中、建物疎開で家を失なった幼馴染の朝倉世津(有村架純)が修の家に居候することに。時を同じくして、修の弟・裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰郷し、久しぶりの再会を喜ぶ3人。ひとときの幸せな時間の中で、戦地で裕之が負った深い心の傷を垣間見る修と世津だが、一方で物理学に魅了されていた修も、その裏側にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。そんな二人を力強く包み込む世津はただ一人、戦争が終わった後の世界を見据えていた。それぞれの想いを受け止め、自分たちの未来のためと開発を急ぐ修と研究チームだが、運命の8月6日が訪れてしまう。日本中が絶望に打ちひしがれる中、それでも前を向く修が見出した新たな光とはーー?

公開日
2021-08-06
TMDB
8.2 / 10 (4)
上映時間(分)
2時間4分
ジャンル
履歴, ドラマ
監督
黒崎博

キャスト

豆知識

『太陽の子』 は、NHK総合、NHK BS4K、NHK BS8Kにて終戦75年目の2020年8月15日に放送された日本のテレビドラマ。「国際共同制作 特集ドラマ」として制作され、第二次世界大戦末期に京都帝国大学で行われた核分裂エネルギーを用いた原子核爆弾の開発(F研究)において、原子物理学の研究に没頭する1人の若手研究者が戦争という時代の波に翻弄されていく姿を史実に基づいて描く。作・演出は黒崎博、主演は柳楽優弥。

製作

作・演出を手掛けた黒崎博が約10年前に仕事で訪れた広島の図書館で、ふと目に留まった『広島県史』という資料集を開き、収録されていた京都大学で原子物理学を専攻する若き科学者の日記の残片を目にし、そこに何気ない言葉で綴られた、科学に情熱を注ぐ若者の当時最先端の学問・原子物理学に対する憧れと兵器転用への葛藤、一方で今日何を食べたか、どんな人が好きかといった等身大の青春に心を揺さぶられ、「この若者たちの物語を形にしたい」と思い立つ。

日本海軍より原子爆弾開発の依頼を受けて京都帝国大学(現・京都大学)理学部教授・荒勝文策の研究室で行われた「F号研究」の実話に基づくフィクションとして『神の火』(英語: Prometheus' Fire)のタイトルで執筆されたシナリオは、「サンダンス・インスティテュート / NHK賞」の2014-2015NHK推薦作品となり、2014年8月の脚本ワークショップでの改稿を経て翌2015年の「サンダンス・インスティテュート / NHK賞2015」にNHK推薦作品として出品され、「スペシャル・メンション賞(特別賞)」を受賞。その後、『太陽の子』(英語: GIFT OF FIRE)と改題され、10年以上もの構想の末に戦後75年目にあたる2020年のテレビドラマ化、翌2021年の映画化に至った。

国際共同制作により、国内外から参加した多数のスタッフが科学と戦争というテーマに国籍問わず議論を重ね、8Kの最新映像技術を用いて映像化されている。

Wikipediaで続きを読む · テキストはWikipedia、CC BY-SA 4.0。データはWikidata。

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