ミカドロイド

ミカドロイド (1991)

第二次大戦末期、敗色濃厚な日本。その中で帝国陸軍が極秘裏に研究していた秘密兵器、それが人造人間"ジンラ號"。敗戦とともに歴史から抹消されたジンラ號であったが、空襲で埋没した研究所の中、眠り続けていた一体があった。

公開日
1991-07-10
TMDB
5.7 / 10 (8)
上映時間(分)
1時間13分
ジャンル
ホラー, サイエンスフィクション
監督
原口智生

キャスト

豆知識

『ミカドロイド』は、1991年(平成3年)11月8日に発売されたオリジナルビデオ作品。東宝、東北新社、円谷映像の共同制作。監督は原口智生、主演は洞口依子。73分。

制作

当初、原口は「大戦中の憲兵がゾンビとして復活する」という展開の『ミカドゾンビ』を構想していたが、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の影響でホラー映画へのバッシングが起きて製作中止となってしまい、ゾンビの設定を人造人間に変更して本作品を改めて製作することとなった。かつて原口は東映Vシネマの特殊メイクに携わっており、東映からも製作のオファーがあったが、原口は東映よりも東宝のテイストで製作するべきだと考えていたことからこれを断り、オリジナルビデオレーベル立ち上げのために企画を募っていた東宝へ、円谷映像を経由して企画が持ち込まれた。

原口が樋口を本作品に誘ったのは、映画『帝都物語』(1988年)での撮影がきっかけであった。初めて本格的な演出を手がけた樋口は、現場をコントロールするということを想像できていなかったため、撮影がスケジュール通りに進まず、周りに多大な迷惑をかけたが、反省も含めてやれて良かったと述懐している。合成用の撮影に失敗してもリテイクを行う時間がなく、合成担当の中野稔から叱責されることもあったという。

博士役の伊武雅刀は、原口の初監督祝いとして出演した。特別出演の森本レオは、別作品のロケで偶然近所に来ていて急遽撮影に参加したという。毒蝮三太夫は、円谷プロダクションに携わってきた記録の宍倉徳子からの紹介であった。

大映撮影所でのセットは、円谷映像社長の円谷粲への恩返しとして同所のスタッフが予算以上のものを作り上げた。撮影には東宝スタジオ内のロケーションが多用され、キヌタ・ラボラトリーの跡地も用いられている。

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