夏の秘密

夏の秘密 (1982)

Two high school girls get mixed up in murder while investigating the disappearance of a classmate.

公開日
1982-09-18
TMDB
5.3 / 10 (3)
上映時間(分)
1時間32分
ジャンル
ドラマ
監督
Hiromichi Kawakami

キャスト

豆知識

『夏の秘密』(なつのひみつ)は、1982年の日本映画。"花の82年組"の中でもデビュー前の時点では知名度は飛び抜けていたされるアイドルグループ・パンジーの唯一の主演映画である。松竹・オスカープロモーション・松竹映像製作、松竹配給。

製作

パンジーの所属したオスカープロモーションは、当時はモデル事務所の最大手で、パンジーは同社が初めて手がけたアイドルだった。パンジーは、オスカーがタレント業界に進出すべく突破口になるはずだった。パンジーは、1981年秋からテレビドラマ『先生は一年生』に3人でレギュラー出演しており、人気急上昇中だった。売り出しにあたり、同じ事務所ながらレコード会社は別々のソロアイドルをユニットで売り出す「たのきんトリオ」方式と、歌手デビューの半年前から日本テレビの2クールのドラマに本名で出演して知名度を上げる「松田聖子」方式の二通りが採用された。当時の売れる方程式を踏襲して、知名度も抜群だったパンジーに目をつけたのが映画会社の松竹だった。

歌手としての人気上昇と映画製作が連動する想定だったが、この年3月19日にシングル「マイ・ボーイフレンド」でデビューした北原佐和子はそこそこヒットしたがブレイクにはほど遠く、同年5月2日に「ねらわれた少女」でデビューした真鍋ちえみ、6月1日に「月曜日はシックシック」でデビューした三井比佐子とも、綺羅星のごとく人気を高める"花の82年組"の中で埋没した。映画も伊豆諸島で撮影する予定が小田原に変更になったとされた。小林久三の原作小説は、映画の撮影後に書かれたという。松竹はパンジーの出演映画をシリーズ化する予定もあったとされるが、実現しなかった。本作の監督・川上裕通は当時35歳。前田陽一らの助監をやっていた人で、元東映の深作欣二を招聘して『道頓堀川』のクランクインも決まり、「松竹を再生させるには、川上のような新人や、深作のような外からの血が入らないと山田洋次監督たちも拍車がかからないだろう」ともいわれた。

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